2017-01-01から1年間の記事一覧

楽園 171116

楽園 171116 生気を奪い取る利己的な幸せは一時で終わり 休む間もなく奪い続けていなければ その隙間に棲家を丸ごと不安が襲い 霧に包まれた枯れ木の森にしてしまう 生気を与える幸せは花を咲かせ実を付け 生き物を呼び多様に循環して 永遠に解放され…

◎リベラルという生き方 171116

◎リベラルという生き方 171116 自分の過ぎ去った時空間と 今の時空間を比べて学ぶことはできるけれど 次元の違う自分と他人の選択の違いを比べても 価値観の尺度も立ち位置も違うので意味をなさない 互いに視野を広くして意識を高め 自分と違う価値観…

自然を守る? 171116

自然を守る? 171116 本末転倒 自然の一部である人間が自然を守るって 何から守るのか? 自分が汚した後片付けは自分でするべきであって 守ると言う言葉は頭が高すぎて滑稽だ 複雑に成長した生命体ほど生まれ持った好奇心で 大自然の流れに参加しなが…

◎面白くてよくわかる!アドラー心理学 星一郎 アスペクト

◎面白くてよくわかる!アドラー心理学 星一郎 アスペクト あまりに分かりやすいので 素通りしてしまうのかと思えるほどに 抽象的で深い内容が具体的に噛み砕かれた 日常の暮らしに沿って 例題が絵を伴って表現されています 全体観と現実性を両立させたアドラ…

◎ベーシックインカムとは何か 171109

◎ベーシックインカムとは何か 171109 人間は組織的な動物である 一人一人の部分が全体となる大小の社会を無限に構成している 人間は未知なる真理に対して好奇心が強く 本来お互い同士が集う社会に貢献することが大好きなのだ しかし利己的な強欲に目が…

隷属なき道 ルトガーブレグマン 文藝春秋

隷属なき道 ルトガーブレグマン 文藝春秋 AIとの競争に勝つベーシックインカムと1日3時間労働 原題を「UTOPIA FOR REALISTS」と言う すべての人に理解してもらいたい本である 中でも官僚を始めホワイトカラーに読んでもらいたい 客観性と具体性に満ちた説…

知識と意識 171107

知識と意識 171107 人間を利己的にしてずる賢く育てるには 競争原理による損得感と対立する分離感を高める 知識と知恵の提供を必要とするが 人間が全体と部分の両立で成り立っている自分を 理解できるだけの見晴らしの効く客観性を もたらす意識を獲得…

嘘で固められた神国ニホン 171107

嘘で固められた神国ニホン 171107 社会を複雑に見せ掛けるために必要のない 矛盾する法律をたくさん作り続けているのは 金融ブローカーによるグローバリズムの 推進者に組みした官僚たちである 重要性を誇示してお神の座に居座るためであり 税金の私物…

夢判断 171107

夢判断 171107 どこから来るのかすらわからないが 夢や現の現象には意味やメッセージがあるのだろうか? いずれにしても現象が 気付きと学びの場で在ることに違いないけれども 読み解ききれない

その境地をどう得るか? 171107

その境地をどう得るか? 171107 預言者は結果と目的しか示さない 肝心のそこへ至る過程を示せない それは自分を俯瞰して自分と自分を取り巻く流れで 出合う仲間と切磋琢磨する体験を咀嚼しながら 自律を目指すことだと自分で発見する以外にないのだか…

退屈と好奇心 171106

退屈と好奇心 171106 冒険と発見の喜びは好奇心によってもたされる それは過去でも未来でもなく 今現在に在るときのみのに湧き上がる 暇を持て余したり忙しさをステータスにして 酔いしれるのは過去や未来に脇見をして 今の自分を見失っているときので…

遣り甲斐の裏に感謝あり 171106

遣り甲斐の裏に感謝あり 171106 生き甲斐とか遣り甲斐は 相手に喜びを与え感謝されていると言うよりも 相手の喜びに参加させてもらうと言う感謝で成り立つ 相手の存在なしにありえないのが 遣り甲斐であり生き甲斐なのだ 自分で完結する自律を目指す行…

◎サービスと管理の逆転 171106

◎サービスと管理の逆転 171106 民主主義における公務は究極のサービス産業になる かつての君主制時代の公務は貴族による管理業務であった 現代における資本主義社会の利権に執着する公務の 現実を思えば民主主義など遠く及ばず 建前に利用しているお題…

真当な生き様と仕事 171104

真当な生き様と仕事 171104 せめて遣り甲斐のある仕事以上を 自律と社会貢献を目指している真当な 仕事を選ぶことに苦心していると呼べるのだろう 今を充実して消費するための過不足のない生産と お互いの凸凹を調整する再分配のサービスは 人生の目的…

管理されずに死ぬ作法 171104

管理されずに死ぬ作法 171104 野生動物は自分の死を見せない 寿命を感じ取り群れを離れて大地に帰る 浅知恵に怯えた人間が編み出した法治国家とは 名ばかりで所有権を主張する縄張りのことで 力尽くの代物にすぎない 依存心の強い貴族に成り上がった官…

言語の力とその秘密 171103

言語の力とその秘密 171103 この世のパラドキシカルな相対関係がもたらすものは その道具となる曖昧模糊とした裏表のある言語だ 言語は嘘を付いて仲間を不安恐怖で洗脳したり 脅すための道具である一方で 抽象的で嘘の付けないイメージを具象化し 思考…

◎今朝夢で見たBIカードゲーム 171101

◎今朝夢で見たBIカードゲーム 171101 普通トランプカードの裏は幾何学模様になっている この53枚のカードの裏にベーシックインカムの 目的や結果あるいは長所や短所が カードの一枚に一つづつコメントされている 神経衰弱と逆の形で表を上に出してカー…

◎幸福の形 171031

◎幸福の形 171031 豊かさとはどんな形をしているのだろう 生産過剰で物があふれ いつでもどこでも明日に怯えないだけの お金の宛さえあれば 見えない中身に不安があっても そこそこ美味しいモノが食べられ 寿命も伸びて寒さも暑さも快適に過ごし テレ…

縄張りから集いへ 171029

縄張りから集いへ 171029 嘘と秘密から真実へ 掛け引きから調和へ 勝ち負けから信頼へ 善悪から理解へ 目的から手段へ 知識から意識へ 力から美へ 競争から切磋琢磨へ スポーツからダンスへ 経済社会から共生環境へ 目的であった生き延びるための 衣食…

幸福感は集うことで発生する 191029

幸福感は集うことで発生する 191029 あなたと私が両立を成す程々の関係は 幸福感に満たされその付かず離れずの 刻々と変化する距離感を読み取ることで決まる 近すぎて干渉しすぎれば侵略となり 切磋琢磨できない程に隙間が開くと その調和の取れた関係…

北斎漫画を読む 有泉豊明 里文出版

北斎漫画を読む 有泉豊明 里文出版 風刺的ユーモアもかなりの広い視野による 知識と意識を以っていなければ理解に及ばない粋なシャレである コレをたのしめた江戸の庶民の民度がどれ程のものであったか 寺子屋の存在を含めて創造するだけでも面白いし 西洋に…

人生の意味の心理学下 アルフレッド・アドラー アルテ出版

人生の意味の心理学下 アルフレッド・アドラー アルテ出版 岸見一郎の訳である この本が内容に惹かれなければ読み続けられないほどに読みにくく 直訳のためもあるのだろうが 主語が2つも3つも重なる文章を「を」や「が」に起き直しながら 咀嚼し読み解く作…

主権在民? 171029

主権在民? 171029 民主主義を唱えるならば 調和の集いとか信頼関係と理解するべきだろう 民主主義は主張するものでなく 自らの選択による実行でなければならない 権利や権限を主張してしまえば その時点で闇を挟んだ暴力的な対立関係を作り 学びのな…

言論の自由と機会の平等 171029

言論の自由と機会の平等 171029 自己犠牲を踏まえた言動と 他害や自虐自害を及ぼす暴力行為でないことを 前提としてのみ 言論の自由も機会の平等も成り立つ もしも民主的法治国家を目指すならば 少なくとも公的な行為において 客観性をもたせ私利私欲…

◎搾取と奉仕 171028

◎搾取と奉仕 171028 対等性を外した競争の関係にある依存を 過去を担保に未来を奪い合う『搾取』と言い 切磋琢磨による対等な関係にあるトータル零の行為を 今現在の出合いを分け合う《相互奉仕》と言う 搾取にはブラックボックスと言われる嘘と秘密の…

人生の意味の心理学 アドラー アルテ

人生の意味の心理学 アドラー アルテ まるでブッダが示した空と縁起のような内容を この本は具象的に噛み砕き世にまれな全体観をとらえて 視野の広いシナヤカな生き方を示している 素晴らしい本だと思うが 使う言葉の組み合わせや造語が分かりにくいのと 直…

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見一郎 古賀史健 ダイヤモンド社 青年と哲人の対話によって フロイトやユングの「過去に視点を置く原因論」に対して アドラーは「今に視点を置く目的論」を説き 原因論は過去の利権である手段を目的にスリ…

◎個の持つ二面性 171007

◎個の持つ二面性 171007 有限界に存在するモノのすべては それぞれに一回り大きな存在の部分であると同時に それ自体がより小さな部分を含む全体を成している 例えば人間である私は唯一無二の個性を展開する 一人としての全体であると同時に 手足だの…

ビジネスが目指すもの 171004

ビジネスが目指すもの 171004 それは搾取なのか分配なのか? 一人一人が生れつき持たされている人生という時空間を 盗み合っているのが過剰な利益を目的とするビジネスの本質 特に金融ビジネスの競争原理による賭博社会は 損得という恐怖心でお互いを…

実現可能な夢の社会 171004

実現可能な夢の社会 171004 家族のような有人のような対等に切磋琢磨できる社会 宇宙の行動に足並みをそろえた成長で調和し 政策も消費もある意味奉仕の関係で 笛やムチを持った管理者のいない意識社会 自然界はこうした循環の中で棲み分けて 食物連鎖…