2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
癒しの関係 150430 やすらぐ環境は参加による信頼の空気 それは対等なバランス感覚で 自由自在性を認め合っている間柄にのみ 生まれる分け合う関係だ お互いの必要に応じた過不足のない分配は いつもゼロに近く 価値観も所有意識も存在しない お互いの…
経済活動の本音 150430 強欲が生む逃げ水でしかない 過去に根ざす未来の権利を奪い合う 競争を原理とする経済に目が眩み 紛れ込んでいる一方通行の資本主義に 溺れている私達だけれども 自然界に永々と実在する循環経済が 調和で分け合う経済だという…
意識という孫の手がほしい 150430 見えないムチを持った者達による理不尽な搾取で 希薄になった空気にあえいでいる大多数の者達は 空腹と行き場を奪われている恐怖に怯えながらも かゆい所に手が届かないモドカシサにのたうち ついには自縛テロという…
タコがタコの足を食べてどこが悪い? 150429 1つ気になるのは 尽きない欲望からなる右肩上がりの経済成長って 連鎖させることでつなげている自分の住む有限の環境を 一方的に壊して食い潰すということだろう ベーシックインカム制度が連鎖を回復する…
世界で一番貧しい大統領のスピーチ 汐文社 ネット上で有名になった動画で ウルグアイのムヒカ大統領の演説を 子供向けに翻訳した くさばよしみと中川学による絵本 とてもきれいで人柄を表している絵だと思う 演説の内容は動画で見るよりも蛋白に感じるが 肉…
現代日本小説大系54 河出書房 普賢を読もうとして図書館から借りだしたが さすがに活版印刷の字が小さい上に 印刷状態も悪く読みにくい 活字も古く旧仮名使いで 横書きが右からだと言うのもと惑わされる 思ったよりも読めるが 近親感がわかないような〜 面…
焼跡のイエス 石川淳 日本文学全集 戦後すぐの闇市物語 今で言えば小説というよりも随筆のようでもある 戦争物だというのに エグくもないし今よりも心が平坦だったのだろうか 最後の晩餐なども タイトルからして額縁に入っているように どこか折り目正しく整…
守ると閉込めるは同義語 150429 外の力から身を守る囲いを建てると 自分で自分を檻の内側に 閉じ込めてしまうことにもなる いたずらなサルを動物園のサル山に入れても そのサルから見ると 外にいるはずの自分が金網の中に いるようにも見えていること…
市長と議会に対等性を 150428 行政側の市長と市民側である筈の議会に対立でなく対等性を 中央集権を目指す資本主義の資質において 建前とした見掛けの民主主義を無視し 国の為政者は地域の長に権限と権力を集中させた 手綱を握り支配しようとする 地域…
調和を旨とする民主主義故に 150428 民主主義の旗の下に戦いの土俵に上がっても 調和を旨とする者に勝ち目はなく 嘘も秘密もない無手勝流で正面から向き合うしかない 組織と言う縄張りには利害がつきものだから 損得でまとまる以外にない その点時間を…
英国王のスピーチ DVD 150427 シンプソン夫人とエドワード8世の話は有名だけれども 障害を持つ弟のジョージ6世の話は初めてのモノだった 内容にさしたるものはないけれども 暴力で成り上がっただけの為政者である王室という存在の ナルシスティック…
河童のクゥと夏休み 150427 清々しいアニメの物語だ 江戸で地震に巻き込まれて化石化した河童を ツマヅイて転んだことから出合いが起こり 現在に復帰した河童と少年の家族を巻き込んだお話 絵も綺麗だし嘘の付けない河童と駆け引きと 暴力に依存する人…
嘘との出合い 150427 産まれたての子は嘘を知らずに愛に満ちていることが普通だ しかしこの世の部分観による日々の出会いを重ねることで タチマチ裏切られることの違和感に気付く筈だ 泣くという表現はこの理不尽に歪んだ出合いによるものだろう 更に…
日本の大転換 中沢新一 集英社 150426 核融合とか核分裂という原子力は太陽圏のものであって 相対性で成り立つこの世の生態系の外にあるもので 媒介するものなしに直接繋がることは破壊を容認することであり 在ってはならないことだろう これは一成る…
例えば一神教と多神教 150426 一成る全体と相対成る部分の集合の対立かあるいは調和 対立とはいえ他を認めない強い存在感と恐怖感を持った者に対して 他を受け入れ多様に繋がろうとする信頼感を持った弱い者とでは 《のれんに腕押し》でしかない暴力で…
パリわずらい江戸わずらい 浅田次郎 小学館 ひょんなことからエッセイじみた物を読みだしてしまった やっぱり知識の椀飯振舞と浅知恵しかない雑学の中身に 物足りなくて眠くなるが 題名になっているページを読むと何やらおかしなことが書いてある 脚気には麦…
降りる思想 田中優子+辻信一 大月書店 《全人類が被爆者かもしれないこの311位後の世の中で 降りるべき大地を創造していかなければならない》という まったく同感だがしかし急ぎ過ぎているようにも見える この新たに創造する大地は やっぱり後ろ向きでなく…
得た者に発信の義務あり 150423 研究にしろ調査にしろ遊びにしろ 生きることで得た情報やモノや気付きは お互いに再分配して お互いに磨き上げていくために 自分なりに咀嚼して何らかの行為によって 発信していかなければなからない 自分の中で転がし…
存在の意味 150423 私の居場所は地獄と極楽 その狭間だという煉獄が有限というこの世ならば 夢に生きる浮世の人か そんな中でアイデンティティは必要なのか 何処に求めるものなのか 国という縄張り組織なのか 故郷という民族性なのか 出合いで結ばれる…
嫉妬心 150422 ジェラシーにはウラヤムという ホメ言葉ともヤッカミともなる微妙な意味がある そこから発展してスネルとかノロウという 自滅的な心につながっていく ここには知識と知恵による物質的依存心と搾取による 格差や歪みや差別がもたらす理不…
一次産業あっての物種 150421 誰が決めたのか人の生き方にランクが付いた 基本を大事にしないで実の付かない花だけ贔屓して まね事の芝居や映画のセットのように 継ぎ接ぎだらけの中身で見掛け倒しの成金に憧れて 依存して搾取するのが理想の姿だとし…
続元始女性は太陽であった 平塚らいてう 大月書店 戦後ということで大本教や西式食養など 馴染み深い内容に出合い らいてうさんも案外遠いい人でもないことを実感する 男女平等に非武装非戦を宣言する新しい憲法を得て 未来永劫の平和を実現するための具体的…
我が〜 150418 私のという所有と執着の意味を 不用意に使うことの恥ずかしさ 対等に自在に集うことを嫌い権利を主張し 過去への依存と未来のと搾取に憧れ 分け合い補い合う今を無視してしまう
経済の本意 150418 個々で成り立つ存在が集うことで お互いの個性を持ち寄り 有限界の摩擦を利用した切磋琢磨と 相手に映る自分を俯瞰することで お互いを磨き合い視野を広げ意識を深め 無限の広がりを求めるために 有機的な合理性を持って双方の歪み…
《無限》に広がりはない 150418 モノという有限物には裏と表があり 前後左右という広がりがあるが 限りない無限には上にも下にも前にも後にろも 相対するモノがない 無限という影も形もない概念には 自分を反射して映し出してくれる相手がいない 有限…
組織のテレサと自律のガンジー 150420 私は孤高の我が道を創造するガンジーを目指す 実感を得られる失敗の部分を足掛かりとしながら 自分と社会というその環境を俯瞰して進むのが この世という摩擦会に生きる者の選択すべき道だと思う 過去を継承する…
一粒の砂では磨粉になれない 150420 ヤスリの砂は適度に細かくて適度な数を必要とする 大きな一粒同士では磨くどころか傷付け合ってしまう 生命である人間は社会を作って集わずに 自然と調和しなかれば生き延びることなどできない 人間を含めて自然界…
相対する相手 150420 この世の全てもモノや出来事には 相対的に関係するモノゴトが例外なくある筈だ 一般名詞に相対するものは一般名詞の中にあるだろう 例えば《あなた》ならば《私》かも知れないし 《あなた自身》かもしれない あるいは《今》に相対…
こしあぶら 150419 庭のタラの芽とウドの芽が大きくなっている 山道を散歩がてらコシアブラをとりに里山に入って驚いた あたり一面に昨日まであったコシアブラの林が 軒並み採り尽くされた後だった 際限のない商売を考えなければとても採りきれない 広…
運命 150417 自分の視野にはいらない所で 人為的に動かされているモノを 運命ととらえてしまっているだけかもしれない 何かの加減で事実と出合ってしまえば 運命など蜃気楼のように消えて 幽霊の正体見たり枯尾花