2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

鬼に金棒人間には原子力 170223

鬼に金棒人間には原子力 170223 普遍の目的を持たぬ専門知識ほど 魅惑的で怖いものはない 物質と対を成す意識の希薄な者は その嘘と秘密に溺れ 相対性の本質を悟らずに その場限りの結果のみを求めて 知識の習得を人生の目的として その物量で依存を決…

愛国という欺瞞 170222

愛国という欺瞞 170222 集いによる文化には血が通っているから 信頼関係による参加と切磋琢磨で 相乗効果を得ることが可能だけれども 縄張りによる手段でしかない国家には 搾取と支配による依存があるだけだから 循環を伴わない競争原理による勝ち負け…

お上社会の発生 170222

お上社会の発生 170222 家族や地域やグループによる対等な集いは 共通の全体観を持つ者同士による 効率と安全性を確保するための自主的な集まりと 自主的な意識にはまだ間のある人々による 強力なリーダーに依存する群れを二極とするだろう しかし知識…

私を包む20万個の細胞 170222

私を包む20万個の細胞 170222 たまたま群れをなして私を取囲む細胞達も そのDNAが持つ相対という多様性を以って 意識という振動に共鳴すれば 様々な類似性がネットをなし相乗効果を発揮できるが 些細な違いの部分に不安を抱けば疑心暗鬼という闇に包…

小利口と逆転 170221

小利口と逆転 170221 無限に多様な全体観をどれだけ広げて 感じられるかを体現するのが人生だと 気づけた者だけが物的な知識欲を卒業して この世の相対性時空間における 目には見えない個意式と集合意識の循環性を 心を開いて理解し 利己心による社会…

◎生命が最終的に目指す目標 170219

◎生命が最終的に目指す目標 170219 日々の目的は達成することで 次の手段に化けてしまう依存的なモノ 人生の最終的な方向性は否が応でも 誰しもがそれなりに集合意識という 全体観を磨き出す個人的な抽象性であって それは達成することの不可能な混沌…

なみだ 170219

なみだ 170219 どうしたことだろう 出合うとは不思議なものだ 生きている限り刻々と押し寄せる変化との対面に 選んでいる暇もないかと思うと 時が止まったようなスローモーションを たのしんでいる解放された自分がいる 今私は泣いている 悲しみの冷た…

縄張りと集い 170216

縄張りと集い 170216 本音と建前で群れる依存心による縄張りは 搾取と支配と従属の関係に逃げ込む全体観を 欠如した不安に怯えている状態に対して 自分の部分性と全体を見通した者同士で集い お互いをすり合わせるために 切磋琢磨する好奇心旺盛な冒険…

熟成 170216

熟成 170216 一瞬は常に無限 無限は常に熟成 そこに依存が絡めば常に空洞化したエセ熟成 自律へ向かう二つ以上が絡めばいつだって爛熟 しかし絡むこと自体が奇跡 なぜならどれもが点に化けることに夢中だから

間抜けの構造 ビートたけし 新潮社

間抜けの構造 ビートたけし 新潮社 目は口ほどにものを言い 余白の美 無言の教え 沈黙の会話 日本の文化は「間」で表現する 世界の常識ではタイミングと言うが それとは真逆にあるこの間という 当たり前のことだったはずのことを 漫才・映画・人生を通して …

鳥獣害 祖田修 岩波新書

鳥獣害 祖田修 岩波新書 日本中の里山にイノシシやシカやカモシカや クマやキツネやタヌキやサルに 外来種のヌートリアやアライグマやヘビやカメや クモやトカゲ 更にはインコやブンチョウやオオムなどが徘徊しだし 街にまで出没して人に混じって信号を渡る…

間の文化 170212

間の文化 170212 人生が完璧に満たされていないからこそ その不安恐怖を埋めるために理を求める そこに間があることで 体験で得る知識の反芻がうまれ 意識を目指して出会った同士による切磋琢磨が起る この間をゆとりにできないと真理へ向かう美を見失…

三権談合か分立か 170210

三権談合か分立か 170210 三権分立を目指すならば 市民が主権を発揮して管理しなければならない 依存心にかまけて行き届かなくなれば そのすきを突いて公務を乗っ取り 依存心丸出しで搾取支配と視野を狭くして 三権談合を企む輩は出てくるだろう もし…

マーケティング化する民主主義 西田亮介 イースト新書

マーケティング化する民主主義 西田亮介 イースト新書 面白く読めました 心をなくした民主主義は〜 どこに捨てれば良いのでしょうか? 前半の記事はメディアに気遣って あらぬことを書いていることなどを除けば かなりオモシロイ情報を得られたと思うけれど …

そもそも島に進化あり 川上和人 技術評論社

そもそも島に進化あり 川上和人 技術評論社 海は多様な命の母なのか それとも阻むものなのか まれに見る面白い本である 《はじめに》からふざけた引用的表現が多く 多読家である著者の 好奇心の旺盛さが滲み出しているが それでも前半はプロローグなのだろう…

◎それは進化なのか変化なのか 170210

◎それは進化なのか変化なのか 170210 有限という部分性から世界を見れば それは間違いなく時間軸に固執した 進化と退化のどちらかだと言える がしかし 時空という無限性を加味する 全体観からこの世を見れば あの世を含んで渦巻く変化としか言いようが…

距離と角度と多面的視野 170208

距離と角度と多面的視野 170208 一つの実態を深く知るには 裏と表を近くと遠くから同時に五感で感じる 多面的な把握が必要なのだ 時空の幅をどれだけ広く深くとらえるかの理が 愛への方向性を示す この対極にあるのが過去の具体的なディテールに根ざす…

専門家と趣味人 170207

専門家と趣味人 170207 利益追求でしか無いプロの世界は 自然からの無断の借り物である余剰生産物と共に発生した 所有や侵略や権利や搾取と共に分業と差別も始まる 暴力的で自分勝手なモノの所有が地球上の全てに行き渡ると 依存先が無くなって所有物…

負で表現される法律の弱点 170205

負で表現される法律の弱点 170205 前向きなモラルと違い 後向きの負で示される法律は過去に縛られてしまう 現状における民主主義の社会は貧困や差別という問題を集うお互いが補い合うことで解決するために作られた法治国家の筈であり行政や議会や司法…

三権分立の自己矛盾 170205

三権分立の自己矛盾 170205 民主主義のお題目である三権分立も墓穴を掘っている言葉だ 権力を否定する筈でありながら公務を権力としてはばからない 相乗効果を生み出す筈の前向きの集いを 所有権という縄張りにしている後向きの関係を見るだけでも 建…

カタカムナへの道 関川二郎 Ecoクリエイティブ

カタカムナへの道 関川二郎 Ecoクリエイティブ 30年近く前に宇野さんにもお目にかかり 本も一通り読み通したこともあるせいか 前半はやや退屈だったけれど 後半に入ると徐々に目がさめるように面白くなった それでもこれを深く理解するためには何度も読み…

似て非なる依存と信頼 170203

似て非なる依存と信頼 170203 響きのない一方通行の搾取を心に秘める孤独な依存心 補い合う集いで相乗効果を創造する心豊かな信頼関係

野生の力と知識の力 170203

野生の力と知識の力 170203 集合意識とつながる全体観を離れた借り物の知力は 社会という価値観による表舞台の独りよがりでしかなく それを支える裏側の生命力に欠ける視野の狭さ 現象界で得た上辺の知識も潜象界からの生命力と繋がって 咀嚼されるこ…