真当な生き様と仕事 171104

真当な生き様と仕事 171104
 
せめて遣り甲斐のある仕事以上を
自律と社会貢献を目指している真当な
仕事を選ぶことに苦心していると呼べるのだろう
 
今を充実して消費するための過不足のない生産と
お互いの凸凹を調整する再分配のサービスは
人生の目的である出合いの選択や創造と発見を愉しむための
冒険を可能にするベースとなる手段である
 
こうした人生の手段や道具を目的にすり替えてしまうと
過去に依存して未来を搾取する
後ろ向きで詐欺的な暮らし方による仕事となり
真当どころか犯罪でしかない
 
例えば洗脳的な広告や教育によって起こる過剰な利益の獲得が
偏った不足を何処かに作り出していることに気付くべきだし
嘘と秘密による利権や競争で奪い合うことを
真当な仕事だと言えないし
むしろそれは盗みや殺人という暴力的犯罪行為なのである
 
こうした悪徳な法制度によって責任転嫁している状況を避け
逃げ場のない縄張りで真当に暮らそうとすれば
我が身を磨り減らし奪われることに身を任せるしかなく
ずる賢い依存者である勝者から怠け者で弱虫な敗者だと
呼ばれてののしられることになる
 
一見マトモな仕事のように見える公務員や先生業にしても
その収入を振り返れば合法的に隠された搾取と依存に
甘んじていることが滲み出てくるに違いないのである
 
必要以上に多く所有するたくわえや資産にしたところで
他の誰かの取り分を掠め取った分前なのである
手を汚していないことに自己満足しているとしても
罪は罪であることに変わりないのである
 
全ての生命は食物連鎖と棲み分けの法則の中で
お互いを補い合いながら対等に自在性を享受して
部分と全体がつらなる無限の相対性時空間を体験しながら
真理追求のゲームを愉しむことができるのである
 
その方法は産業革命以前から様々に提案され試されてもきた
例えば日々酸化して勝ちが目減りする如くの地域マネーとか
再分配制度を究極的に客観化したベーシックインカムなどがある
しかし官僚のお手盛りを可能にする既得権益裁量権
無効にする事に対する抵抗が大きい上の
この手の制度を議論する張本人なのだからヤヤコシイのである
官僚以外にとって八方良しのパラダイスだと分かっているにも関わらず実現の一歩手前でつぶされ続けてきた過去を見ても
よほど国民が本気にならない限り実現する前に潰されることになる