2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

インドクリスタル 篠田節子 角川

インドクリスタル 篠田節子 角川 素晴らしい小説だ めったに小説を読まないけれど 良い小説に出会えたことに感謝 政治的な矛盾については勿論 歴史的な問題から文化や文明 知識と意識や損して得取れの選択肢 哲学や倫理に関するなど多様に絡んだ社会に付いて…

知識だけあるバカになるな 仲正昌樹 大和書房

知識だけあるバカになるな 仲正昌樹 大和書房 名前に惹かれてつまみ食いしtけれど それこそ社会的価値観の知識の羅列で つまらん本だった ハンナ・アーレントの 人間の条件を読もうとしていたけれど 別の人の訳で読もうかな

アンドレア・シェニエ ジョルダーノ 魅惑のオペラ イタリアオペラ 127分 1896年の初演 初めて存在を知り触れたオペラ フランス革命を舞台とする恋物語 恋というよりも嫉妬を乗りこれた愛を 描こうとしたのかもしれない 貴族の令嬢とその傭兵であり詩…

西の魔女が死んだ 映画

西の魔女が死んだ 映画 孫娘が登校拒否状態になって 山で暮らす祖母と一緒に暮らし始め 魔女修行に精を出すお話 静かに自律と調和を目指すことの 豊かな人生を語るおばあちゃんの 生き様が美しい 残念ながらこのささやかでありながら 満たされた豊かさを 現…

統計 180319

統計 180319 全ての条件を満たした上での 統計の答えが有効と成るのであって はじめに答えありきのご都合主義で つくり出した答えを統計とは呼べない 勿論意図的に手抜きをした答えでなくとも データに落があればその統計は信用できない

独裁者 180319

独裁者 180319 他の存在を許さず全面否定することで 自己否定する矛盾に辿り着くことは 依存の結果であり 暴力の成せる業である 信頼による切磋琢磨を否定する 嘘と秘密による競争原理も同じ結果と成る

美とは何か? 180315

美とは何か? 180315 三次元相対性時空間における美とは 歪みのない抽象的な真理と同じ意味であり 意識を自覚した人類が具象的な体験を通して学ぶ 人生の目的として限りなく追い求める対象なのだろう それは無色透明の有って無きが如くの真球で その何…

生命の存在理由 180314

生命の存在理由 180314 なぜ大自然の掟を表現した宇宙があり 多様につながる生命が誕生し 悩める人間が日々のトラブルの中で暮しているのか 相対性時空間というこの世の摩擦界で人間は あらゆる体験に遭遇してそのドラマに関わることで 過去という部分…

仁 ドラマ 村上もとか

仁 ドラマ 村上もとか 現在から江戸末期へとタイムスリップした 脳外科医の活躍を描くのだから 当然ながら無理な設定が多々出て来るが それはそれとして 過去を動かすことで歴史を変えてしまうことを通して 善悪とか倫理観の問題に悩みながら 常に今現在を全…

眠れる森の美女 華麗なるバレエ チャイコフスキー

眠れる森の美女 華麗なるバレエ チャイコフスキー 衣装もダンスの振付も パステル調のおとぎ話のような舞台でカワイイ くるみ割り人形もそうだったけれど 少し長すぎるかも知れないが子供でも愉しめるだろる

白鳥の湖 チャイコフスキー 華麗なるバレエ

白鳥の湖 チャイコフスキー 華麗なるバレエ 115分 1990年 キーロフ・バレエ 確かに華麗なバレエで素晴らしいけれど 対象的で豪快なボリショイ・バレエでも見たいと思う 白鳥を黒鳥の一人二役で二時間に渡る舞台をこなすには 余程の体力が必要だと思う 主役の…

効率も道具の一つ 180308

効率も道具の一つ 180308 例えば生産ラインの短縮などの利己的で 部分的な効率化は人間同士の競争心を煽り 対立を起こして信頼関係を壊し 全体として大きな不具合を作り出すけれど 視野を広くしたトータルな観点からの 効率や能率を図ることは大自然の…

ラ・バヤデール ミンクス 華麗なるバレイ

ラ・バヤデール ミンクス 華麗なるバレイ 134分 寺院に仕えう舞姫であるヒロインが地位に違う相手と恋をするが その相手は金持ちに見初められてその娘と婚約させられ 踊り子は横恋慕した寺院の生臭大僧正に言い寄られ 悲嘆に暮れた挙句蛇に噛まれたことに…

片手落ちの唯物論 180307

片手落ちの唯物論 180307 人間は知恵によってなまじ余剰生産物を得たために増長して目が眩み 慌てふためいて我先に一つのパイを奪い合う選民感情に取り憑かれる 資本主義も社会主義も生きるための手段でしかない 物質面に飲み込まれてしまった唯物主義…

くるみ割り人形 チャイコフスキー 英国ロイヤルバレイ

くるみ割り人形 チャイコフスキー 英国ロイヤルバレイ 99分 ロシア帝国時代の貴族社会をクリスマスを通して 子供の視線で垣間見るファンタジーなドラマを 英国のバレー団が表現する 同性愛者でもあったチャイコフスキーならではの 世界中の人形を借りて セ…

公務の仕事は市民の仕事 180305

公務の仕事は市民の仕事 180305 本来公務は集う市民の対等で自由自在な関係を 効率的に維持するための母性性豊かな民主性の中で ボランティア精神に基づくものである あらゆる意味において効率化をはかるために 《集う》と言う社会制度を作り上げてき…

人生の選択肢 180304

人生の選択肢 180304 未来に夢をはせる信仰と 無限の悟りを見つめることの違いは 宗教と哲学の違いにも似ている 他力本願に身を寄せて依存するか 自ら自律を目指すかにある

選民意識 180304

選民意識 180304 誇りと依存心にまみれた特権意識と優越感 選民意識は全てを逆手に取ることで 支配されていることを気付かせずに 相手を支配する方法を編み出した それは都合のいい嘘と秘密の共有による飴と タブーをおかすと言う脅しの鞭によって ピ…

選民という浅知恵 180303

選民という浅知恵 180303 国際銀行金融組織は自由と平等を謳い上げることで 相手の自由と平等を逆手に取る暴力で支配力を手に入れた 利己的な利権を生み出す唯物資本主義を グローバリズムとして確立する その結果として一般人の自由と平等を 警察と軍…

世界を騙し続けた詐欺経済学原論 天野統康 ヒカルランド

世界を騙し続けた詐欺経済学原論 天野統康 ヒカルランド 題名に似合わずとても客観的に広い視野で書かれた すべての人が読むに値する本である この本を読むことで 新しい発見も気付きも確信も得た 経済の本質は生命にとっての手段でしかなく 政治を巻き込ん…

ゼロの創造から 180302

ゼロの創造から 180302 1の延長上にあるのが プラス2とマイナス1でなく プラス2と0だという認識は すべての学問に新たな無限という抽象性を与えた プラス側にもマイナス側にも限りなく広がり続けるばかりで 無限の概念を発見することはできない …

エフゲニー・オネーギン チャイコフスキー ロシアオペラ

エフゲニー・オネーギン チャイコフスキー ロシアオペラ チャイコフスキーはこの作品を オペラと呼ばずに抒情的場面と名付けて 小劇場で演ずる事にこだわって制作したという 初演もあえて大きなボリショイ劇場を避けて 隣りにある小さなマールイ劇場を選んだ…

魔笛 モーツアルト ドイツオペラ

魔笛 モーツアルト ドイツオペラ 154分 とある国の王子が誘拐された姫を救いに行く冒険談に ブッファ的な道化役の鳥刺しが影の主役となって盛り上げる その後第二幕で善悪が入れ替わり男どもの修業の場となる 誘惑に負けない沈黙を守るフリーメイソン流の…