2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ゲンロン0 観光客の哲学 東浩紀 genron 読み始めは屁理屈かと思いきや 終わりに近づくほど面白くなる 始めの内は進まず何度かバカバカしくなりながらの二章の終わり頃までの感想は混沌の中のリアリティーと言うプロセスを明確に見せてくれる内容であった哲…

税金に見る資本主義と相対する精神性 171226

税金に見る資本主義と相対する精神性 171226 直進性の資本と循環性の精神の 二つが揃って相乗効果が発揮される 時空間とも呼ばれているこの世の大自然は 生産物である過去が残す物質性と 今の出合いを選択する精神性の相対関係で成り立っている 蓄積さ…

比較の無意味 171225

比較の無意味 171225 集うことでフラクタルでありながらの お互いの個性を引き出し それ自体全体でもある部分性の集合によって 更なる全体を見つけ出す手段とできる 違いを比較するナンセンスで相対するお互いを 分離させてしまうのは才走った愚かなこ…

有限界に見る無限性 171225

有限界に見る無限性 171225 多様性を追求する先にあるのが無限性 集合体が限りなくネットしては離れる状態 このプロセスのどこを見ても似て非なる 点の運動による螺旋が螺旋を繰り返している 混沌とは流れるフラクタルの連鎖

商業の利己性から流通の共和性へ 171224

商業の利己性から流通の共和性へ 171224 嘘と秘密で成り立つ掛け引きによる詐欺行為が 資本主義において流通を独占する商業の本質である しかし集合意識を心の中心に据えた 共生社会における流通は嘘も秘密も必要としない ボランティア精神を本質とす…

戦争童話集1 野坂昭如 新潮社

戦争童話集1 野坂昭如 新潮社 小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話 青いオウムとやせた男の子の話 干からびた象と象使いの話 この三話が黒田征太郎の挿絵と共に描かれている 火垂るの墓ほど辛くはないけれど戦争が舞台なのだから 理不尽で人でなし…

保護と破壊 171223

保護と破壊 171223 自然と人間が名付けた世界は 常の変化に満ちている 欲と二人連れでパニクッテ暴れまわる 破壊者である人間も 悟空のように大自然の手の内に在る 傲慢にもその人間は視野が狭い故に 自然を守るとか地球にやさしいとか保護するなどと…

他者の目は光源に隠れて見えない 171220

他者の目は光源に隠れて見えない 171220 3日の命のセミと100年近くになった人間の生き様 桃山時代は人生50年に凝縮されていたから迷うことなく 15歳で立派な大人になり広い視野と決断力を身に着け 戦の大将を務めたり他国と折り合いをつけて …

〜人を呪わば穴二つ〜

〜人を呪わば穴二つ〜 自分が大切だからこそ相手や環境も大事だと気付くゴミの山や苦しんでいる相手に囲まれて幸福でいられるわけないものね自分のことが心配で相手を蹴落とすカンダタは しがみつかれて奈落の底に堕ちることになる

アイスクリームが溶けてしまう前に 小沢健二と日米恐怖学会 福音館書店

アイスクリームが溶けてしまう前に 小沢健二と日米恐怖学会 福音館書店 ハロウイーンを題材にしたドキュメントかな?なのに異教徒であるケルト発祥の収穫祭で何故かアメリカで商業化されているのだということには触れずに面白いとこどりしたお話であるこの本…

◎弱者優先 171217

◎弱者優先 171217 全てにおいて弱者優先がこの世の掟 ならばどの優先を選ぶかで人生が決まる 無限のアイテムから 一人ひとりが一瞬一瞬を選り抜いて行く けして第三者の云うなりになびかずに 学びの素材として聞き取り 自己責任で判断しながら出合いを…

所詮権力は少数派 171217

所詮権力は少数派 171217 搾取も支配も独裁も依存で成り立つもので 最終的には市民の一人ひとりの視野と意識の問題 飽和の流れが客観的に正義を選んで捉えれば どんな権力も色を失うしかないのだから 自然消滅するのが大自然の成り行きなのだ

無意識となった依存心が怖い 171216

無意識となった依存心が怖い 171216 行政は無条件のベーシックインカムが 人間を怠惰にさせると脅しているけれども 無条件の再分配によって衣食住と出合いの選択を 担保に取られた状態の縄張りの鎖が外れるのですから 個々の自主的な選択が可能になる…

経済を手段に戻す 171216 身勝手な経済最優先策 奴隷の養成でしかない 労働者の輸入を禁止するべきです 競争原理で戦争して奪い合わずに 地産地消を最優先に世界を意識でつなぐ 心のグローバリズムが大事です

男社会の縄張り制度 171205

男社会の縄張り制度 171205 男社会の権利の主張でしかない 不倫という言葉は ねずみ男的差別用語であり 浮気や売春と違い 恋愛にはレッキとした人間同士の関係がある 結婚とは社会的な価値観に基づく契約にすぎず ある意味不純な関係とも言える

背中に気を配る人生 171211

背中に気を配る人生 171211 社会的価値観に翻弄されて 背中に目をつけた外目線で過ごす日々 地位に名誉と財産に家柄 過去を利権として着込んだ重たい鎧兜 結果というウンコのみに注目する人生は 今という未知に踏み出す前向きの一歩が怖くて 道中の二…

小学生以前の意識に戻りたい 171211

小学生以前の意識に戻りたい 171211 基本一人で学べば同じ環境を堂々巡りして 全体観を目指せない 三人寄れば文殊の知恵 裸の信頼関係で集えばお互いの違いと 多様性に触れて視野を広げることができる しかし見通しの効かない大組織の人間ほど 依存度…

現代社会に仙人と言う選択肢はない 171209

現代社会に仙人と言う選択肢はない 171209 社会という集いは人々が切磋琢磨して 全体観を創造するための前向きの場なのか? 依存を企むために不安を作り出し 奴隷を捕獲するための後ろ向きの罠なのか? どうやら現状を見る限り 過去に依存し利権を貪る…

経世済民 171204

経世済民 171204 《世を経(おさめ)民を済(すくう)》 忘れていたこの言葉を最近立て続けに見かける ということはこうした内容に個人的に飢えているから 目に付いているだけなのか 社会全体が経済を目的に据えた競争原理の飽和状態から 逃れるために…

自給自足のまねごと 171204

自給自足のまねごと 171204 秋になって木々の葉が落ち 市有地が戦争を引きずる森林組合に 占拠されるという無法がまかり通る キノコ狩りの縄張りも終えたので 久し振りに荒れ放題の裏山を掃除した 並行して少しだけ自給自足のまねごとを愉しむ 小さな…

公共貨幣 山口薫 東洋経済新聞社

公共貨幣 山口薫 東洋経済新聞社 PUBLIC MONEY 政府債務をゼロにする 図書館に注文したのがイツだったか忘れるほどに 日が過ぎて他の図書館から借りましたと連絡が来た それほどに売れていない本のようだが はじめにの5ページを読んで引き込まれてそのまま…