2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

相対における対立と調和 151231

相対における対立と調和 151231 出合い選び向き合い その後歯をむき出しお互いの尻尾を飲み込み合い 共倒れへと雪崩れ込むか 握手をしてお互いを補い合い部分をつなげて より大きな全体を創造するか 相対的時空間に産まれた人間の歴史はこの物質的競争…

分配経済と交換経済 151223

分配経済と交換経済 151223 自然界における全ての存在は自然な振る舞いとして 個々に自律し相手と出合うことでお互いを知り 切磋琢磨するために集い双方の個性によって 物質的にも精神的にも部分と全体の関係を補い合うために 大自然を棲み分け食物連…

島旅 河田真智子 山海堂

島旅 河田真智子 山海堂成蹊大学文学部からバリンスポーツの出版社を経て島に関するドキュメンタリー島作家・島写真家・旅人として独立《ぐるーぷ・あいらんだあ》を創立し機関紙を発行同時に小笠原諸島に伊豆諸島に四国に渥美諸島など島の図書館に本を送り…

◎集うことの意味 151220

◎集うことの意味 151220 なんのために人は集うのか 自分を確認するための鏡とする為に相対する相手を必要とする 又部分性と全体性を理解するためも大事な環境である 更に互助制度によってお互いの凸凹を補い合うためである 今現在に生きる意味を外して…

公共性という客観性 151219

公共性という客観性 151219 人はお互いの幸福を求めて切磋琢磨し お互いの自主性に基づいて学び合うためと 個性を持ち寄った生産の再分配をするために集う この生きる目的となる意識を育てる学びと 生きる手段となる生産の再分配と こと二つをすべての…

第三の目 港千尋 廣済堂出版

密教的な内容ではない 副題には「デジタル時代の想像力」とあり想像して表現するデジタルイメージについての資料を提供している フロイトの間違えは記憶をマジックメモという魔法の黒板だとしたことな始まるこれは脳をPCという演算装置だとすることに似てい…

サタンから学べ 151218

サタンから学べ 151218 手を差し伸べたり手を下す神はいない 全能なる唯一神は 自主性に任せて現象界に手を出さない 足を踏み入れずに彼方から 客観的に作用を起こさず見守るのみである 情に絡めて関係性を求めてくるのは 神と似て非なる悪魔達である …

神は創造してもその結果には手を出せない 151218

神は創造してもその結果には手を出せない 151218 無償の愛という神の領域に 純粋であろうがなかろうが 贈与や再分配などあり得ない 神の愛は絶対だから 全体の一部として見守ることしかできない 物的な贈与などで手を出すことは 部分的な作用を起こし …

◎この世にあり得ない完全無欠 151218

◎この世にあり得ない完全無欠 151218 無限に解放する愛も完全支配を求める情も 二つとない個性をもったあなたとわたしが 一つに溶け合うことであって 果てしなく流れ続ける相対のこの世には存在し得ない 一成る答えのないパラドキシカルな関係こそが …

◎経済の社会的立場 151217

◎経済の社会的立場 151217 人間に限らず生命のすべては 多くの関係性の上で成り立っている そこには相互における過不足のない交換と 喜び以外の見返りを求めない無償の贈与 あるいは駆け引きを伴う裏腹の取引を 選択するという繰り返しがある 人々はあ…

明治風俗百話 山着血豊専 いれぶん出版

明治風俗百話 山着血豊専 いれぶん出版前半は庶民の暮らしをスケッチと文章でかなりの客観性を持って綴る描写で愉しく読めたけれど残念ながら後半になると程に同じ言葉を繰り返しだし主観性を増して視野を狭くした目で今の若いものはと過去にすがる姿は悲し…

今という範疇 151207

今という範疇 151207 今存在しているという 和光に満たされた無限点な自分の中心を 自らファジーな現象界でとらえるには 有限界を構成する波と波の間で 時空の範囲を想定しなければならない 例えば時の流れを波で表し 今という無限点の半サイクル前か…

◎意識の空売りを洗脳という 151205

◎意識の空売りを洗脳という 151205 知識は物の範疇だから交換できるが 意識という未知の遣り取りは 空の売り買いという嘘であり 個を殺してしまう意識の物質化であり 破壊をもたらす洗脳でしかない 知識は今現在以前の現象データーであり このデーター…

チベットの死者の書 川崎信定 筑摩書房

チベットの死者の書 川崎信定 筑摩書房そのたびに思うけれど同じ翻訳本でも訳が違うとこうも中身が変わるものかつまりは読み手が変われば同じ本でも別の解釈となるということだ有限界の言葉の限界がこの部分性にある簡便ということが急がば回れを証明してい…

チベットの死者の書 おおえまさのり 講談社α文庫

チベットの死者の書 おおえまさのり 講談社α文庫 何故かチャンスがなくやっと読むことになった本だが読みだしてみると思惑が外れていた表現の違いだけだと思えば深読みすることで意味を広げることも可能だけれどもやはりワクワクさせてくれることはない ~し…

盲目的美学 151202

盲目的美学 151202 バカ丸出しの自分研究に魅せられうつつを抜かし リアリティーと混沌の境界線を探す毎日の中で その鍵となる方向性は盲目的な美意識に 気付いていることではないかと今は思う リアリティーの集合である完璧な全体こそが 無限という空…

対象を部分とするか全体とするか 151202

対象を部分とするか全体とするか 151202 自分を映し見るために選んだ相手によって 見える自分の姿が反転してしまう 鏡とする相手を部分にすればするほど 見えてくる自分の形は細かくディテールをさらけ出す 何を選んで何と出合い何を愛するかは どこか…

可能性という無限に対する答え 151202

可能性という無限に対する答え 151202 無限とは一成る完璧な混沌状態であるリアリティーを 求めるパラドキシカルな道中であり 可能性を秘めた冒険の旅のことである その目指す方向は永遠なる相対性時空間という場における 生命の多様な現象にあるのだ…

オペラ道場入門 玉木正之 小学館

オペラ道場入門 玉木正之 小学館チョット一味違うオペラ談義オペラは大人のお話クラシック音楽とは別物で18才未満は少々ご遠慮くださいなのだそうだかなり人間臭い話ばかりで娯楽性が高く切った張った惚れたの捨てたのという話で俗っぽい大衆文化なのだと…