2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

迷いが出た時には 150731

迷いが出た時には 150731 自分の本心を知るには シガラミの社会から距離をおいて 可能な限り全体を俯瞰して自分の周りを見ることだ 自分から離れた目線を頭上に置いて 天井からあるいは大木の梢からとか ヘリコプターから見えるものを全てとらえて判断…

ヒトかサルかと問われても  西江雅之 読売新聞

ヒトかサルかと問われても 西江雅之 読売新聞 努力と行きずりという違いを除いて 西江さんが選ぶ人生や考え方は私と生き写しのように思える 生まれ付き社会性にうとく 成長するいしたがって社会性という唯物的な考え方に 体験から理解した具体性が加わり 自…

住めば都 150730

住めば都 150730 冒険心と怠け心は同室のモノ ここちの良い慣れ合いの中で 自由自在気ままに流されながら過ごす 出合いを拾うことを自然流と心得 作り出すことにけがれや媚びすら感じている ある種の透明人間はどこに住んでも 住めば都で馴染んでしま…

権利と所有の根源 150728

権利と所有の根源 150728 あなたの命はここに住み着いて食物を摂り 他の生命を排除する既得権を誰から得るのか その所有権は何を以って証明できるのか 土地や空気や山や海の幸を管理している者がいるのか あなたの子供はあなたの所有物なのか あなた自…

ユダヤと闘って世界が見えた  宇野正美 光文社

ユダヤと闘って世界が見えた 宇野正美 光文社 見えにくい隠されているユダヤの血13部族の行方と 成り済ましのカザール人について紐解く 第二次世界大戦後ホロコーストの悲惨さを盾にして演出し イスラエルを脅し取ったアシュケナジーと呼ばれているユダヤ…

多様性か一極性か 150729

多様性か一極性か 150729 もしもあなたが 目に見える形式的な平安を求めるならば 秩序・管理・統一・一極支配という依存形態に陥り 行き止まりの終着駅で視野の狭い自転車操業の 自滅を迎えることになる もしもあなたが 迷いのない心の自在性を求める…

FOR BEGINNERS アインシュタイン ジョセフ&マイケル 現代書館

FOR BEGINNERS アインシュタイン ジョセフ&マイケル 現代書館 漫画タッチだからエピソードも沢山あって 本当かどうかわからないけれど 当時の社会状況も理解って面白い 相対性理論は証明でなく論文だったことに改めて注目 神はサイコロを振らないと言う有名…

共生の科学  小沢正昭 研成社

共生の科学 小沢正昭 研成社 全体の一部分である生物種は単独で生きてはいけない お互いを使い捨てることに執着して搾取し合うか お互いに協力し合って住み分けしながら循環していくか 依存という消費に偏った関係には 支配という立場と従属という立場がある…

教育・学育・識育 150726

教育・学育・識育 150726 生命の成長には要求や請求や競争による 義務や権利や責任の組織的な押し付けでなく 自主的な選択と発見と学びを 出合ったお互いが切磋琢磨することで得る 納得や理解の喜びが大事 体力や知識の肉体的な成長に 有限的な期間が…

無限の旅に近道はない 150724

無限の旅に近道はない 150724 点をつなげる旅は線と面の旅として 何度でもステージを変えながら繰返し 陰日向なく部分と全体の全てをつなげて 納得行くまで理解して行くことになる 急がばまわれ・時は金なりの 唯物的ショートカットには 目的を見失っ…

生き神様 150723

生き神様 150723 ヒーラーって生き神様? 教師って特権的な存在? 僧侶って余剰な糧を得るための職業? 一度この世に姿ある存在を選んだ時点で 行着くことのない無限の目的を持って 留まることなく 変化の流れをつくり続ける 力という歪みを持った生命…

物欲のジレンマ 150723

物欲のジレンマ 150723 摂られるほど物を持たなければ 不安恐怖も生まれない 必要以上の余剰物を持てば持つほど 失う怖さを得る 怯えから逃れるには 過不足なく身軽でいること以外にないし この調和の波の乗った状態こそが 唯一心満たされた恍惚の状態…

神は目に映るモノなのか? 150723

神は目に映るモノなのか? 150723 見えるとか聞こえるためには波動の近い 相対的な関係でなければならないだろう もしも絶対なる神が人に変身したのだとしても その時点で その物体は歪みのない絶対成るモノではなくなり 部分的な歪みを持ったモノでし…

あり得るのか正義の戦い?  150723

あり得るのか正義の戦い? 150723 歯には歯を・目には目をと主張し合い 法によって裁く その法律とは誰がつくったものでどこに公平度を見るのか 公とは流れ続けている民意という集合意識にほかならない筈 正義は何を根拠にするモノなのだろうか?! 数…

水木しげるの古代出雲 角川文庫

水木しげるの古代出雲 角川文庫 最後に現れた番外編にたどり着くことで 随分と理解を深めることができたけれども それでも情報が少なすぎて物足りない できればもお一歩踏み込んでほしかった 例えば心の声とかナレーション等で 裏情報を描き込むことで 状況…

ペンギンハイウェイ 森見登美彦 角川

ペンギンハイウェイ 森見登美彦 角川 昔のように人気のないSFのジャンルに入る小説 でもあるのだけれど ジャンルをはみ出している柔らかさがる 好奇心旺盛な小学4年制が主人公で 単に社会性から成る正義感というよりも 自分らしくありながらも 意思を持って…

相対関係が意味するモノ 150722

相対関係が意味するモノ 150722 鏡と同じ反射の関係にあるのが 相対するモノ同士の間柄 回転ドアーのように縦軸に対して 左右反転して上下はそのままと言う 不思議な関係をむすぶ それに対して 透明なレンズを間に通して見る相手は 中心点を要として左…

優越感と自尊心  150722

優越感と自尊心 150722 さげすみで成り立つ優越感は残念ながら 底の浅い頭の働きで 競争心を伴い自分をさげすむ劣等感の 裏返しでしかない 対等観で成り立つ自尊心は肚からの心の働きで 切磋琢磨を伴う謙虚さ故のものなのだ 作用と反作用の原理に支配…

真理の具現化 150722

真理の具現化 150722 記号も文字も言葉も出合った真理の一部を 具現化するための道具 詩も随筆もドキュメントも小説も漫画も あるいは音楽もアートも同じことで 記号や文字を使った真理の具現化にほかならない 当然文字は全体の一部分として表現された…

頭と心の二人三脚  150720

頭と心の二人三脚 150720 人間の構造は肉体を動かす知恵と 心を動かす意識から組み立てられている 知識と知恵は部分部分の個体を単位として頭で管理し 意識は集合的な存在として個々の臍下丹田で繋がる 相対的時空間の部分的な現象面を頭で集約し 全体…

ダ・ヴィンチの暗号99の謎  福知怜 二見書房

ダ・ヴィンチの暗号99の謎 福知怜 二見書房 ダ・ヴィンチ・コードの解説書でもある 有名なフリーメイソンに始まる秘密結社は 分派やダミーを重ねることで複雑に母体を隠し合い お互いを牽制し合いもする イエスという預言者を一神教の生き神様に祭り上げて…

風にもまけず粗茶一服  松村栄子 ポプラ社

風にもまけず粗茶一服 松村栄子 ポプラ社 茶道の虚と実を 長男が受け継ぐという家元制度に生まれ合わせた 若者たちが その理不尽でもある重圧と摩擦の体験から 外目線の社会的価値観と内目線の精神的自律を学ぶ 年令を問わない青春物語 空を飛べるがごとくの…

教育費は全面公共事業 150718

教育費は全面公共事業 150718 社会の財産となる学習のための費用は当然ながら 生涯にわたって個々の生活費も含めて全面的に 無料とするべきだと思います あるいは完全無条件によるベーシックインカムによって あらゆる選択を個々の自主的意思に委ねる…

取り憑かれることの逃げ道  150718

取り憑かれることの逃げ道 150718 切った張ったの賭博やスポーツがはやり エンタメにセックスに使い捨てのショッピング宗教に ドラマではホラーにメロドラマにサスペンスに戦争物に ラブロマンスに英雄的男のロマンが流行する このどれを取っても支配…

雨にもまけず粗茶一服  松村栄子 ピュアフル

雨にもまけず粗茶一服 松村栄子 ピュアフル エッセイのように怖くもなく傷付くこともなく 軽く読める青春小説 家元制度というあらゆる歪みを内包する歴史的重さを抱え 閉じ込められた世界を舞台に産まれついた運命を背負い 戸惑う若者たちを描き出す 家出し…

美と芸術の違い  150717

美と芸術の違い 150717 《芸術》という造語は金塊に匹敵する 社会的価値観を生み出す貨幣の代替だから 過去の権利に根ざす搾取の舞台であり 競争原理に基づく 世渡りが上手くなければ価値がない それに対して《美》の本質は 個々の出合いに関わる意識…

生きることに中身 150716

生きることに中身 150716 生命は意識と物性の出合いと受精を受けて誕生し 今現在の経験を自ら積極的に選んで学ぶ 知的財産と物的財産を収穫しすぎて所有するほどに 臆病になって過去に執着し 権利意識に逃げこむことになる ここで依存心がわき出すと同…

死と恐怖 150715

死と恐怖 150715 楽観的な人生では 出合うことの選択を愉しみ 別れることを成長への希望とし 悲観的な人生では 部分感に執着して出合いに不安を覚え 別れることに失うものへの恐怖を感じる 死もお土産を待つ旅立ちのお見送りであり 目覚めを待つ夢の一…

集うことの利益 150715

集うことの利益 150715 社会をつくることは集った全員にとって 相乗効果による計り知れない喜びを生み出すことである 但しそのためには全員がワクワクするボランティア精神で 真正面から臨んでいなければならない もしも公共事業として特権階級が余剰…

成長を促す力 150713

成長を促す力 150713 組織の成長を促すのは 参加者の意識と意思によるものなのか それとも英雄という外からの力によって リードされるものなのか 後ろから支えて進むのか 前から引っ張って進むのか 後輪駆動なのか前輪駆動なのか どうやら歴史を見ると…