2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

茶花の手帳 世界文化社

茶花の手帳 世界文化社 茶碗や小鉢や升を使って小さな花を活ける ツユクサや山ごぼうなどの野手な草花を活ける 水揚げの難しい花は割いたり斜めに切ったり 焼いたり叩いたりして表面積を増やしたりする 問題は写真ならばその時だけの美で済むけれど オモテナ…

燃料電池が世界を変える 広瀬隆 NHK出版

燃料電池が世界を変える 広瀬隆 NHK出版 エネルギー革命最前線 原発と送電線をなくせるか ある日レースが始まった 誰が21世紀の発明王エジソンになるか 繁栄するエンジン屋とパソコンマニア 石油王国テキサスでブッシュ知事が署名王様はバラードだ コンバ…

保険の受取人 170427

保険の受取人 170427 銀行関連や保険業務は生産性のない 消費だけの金融という仮想搾取社会だ 銀行に隠し持った余剰物を預けるという 行為は分配されるべきものを 独り占めしていることにすぎず 金融業者のやっていることは 利息と手数料という更なる…

相対性間の答えは多様 1710425

相対性間の答えは多様 1710425 この世は相対性であるからそこから生まれる答えも 正の答えと負の答えの二つがある では死の世界も同じように正と負の答えがあるのか それとも死の世界は負で生の世界は正なのか これこそが悪魔の問題であるのだろうか …

◎依存と自律 170423

◎依存と自律 170423 相手と対等な関係であることを自律と言い 相手を御することを依存という 依存も搾取も支配も従属も同じ意味である この多様な言葉は 同じ侵略という現象を別々の狭い角度から 見ている見掛けの違いである 現場から一歩退き俯瞰して…

◎結果をどこまで読めるか学べ 170423

◎結果をどこまで読めるか学べ 170423 パラドックスというこの世の二極をコントロールして 中庸を手に入れるには 視野を広げて今の選択が何をもたらすかという結果を どこまで読み取れるかの予測に掛っている 依存のない中庸さえ手にできれば 嘘も付か…

しだ・こけ 岩月善之助 井沢正名 山と渓谷社

しだ・こけ 岩月善之助 井沢正名 山と渓谷社 小さなくせに重く立派な本である 私のように家で読む者にとって 絵として見るにはとても素敵な オールカラーのハンドブックだけれども 詳しい説明文の内容を理解したいと思うと もっと大きなディテールの見える写…

天皇制支配社会 170421

天皇制支配社会 170421 現状の物質への依存精神状態では 何らかの支配体系を必要悪として認めるしかない もしもあなたや私が人生に意味を見出そうと思うならば 現状の体験を反面教師として学びながら 目指すべき方向として個々の精神的な自律を意識し…

この世の二面性と入れ子 170421

この世の二面性と入れ子 170421 一人という独立した個体は同時に組織の一員であり 又下部に組織を抱えてもいる限りのない入れ子の状態の中で 大きな流れに乗りながら個として選択し変化しているのである つまり個という全体を管理する立場と 部分とし…

土岐市の核融合実権に物申す 土岐市核融合科学研究所

土岐市の核融合実権に物申す土岐市核融合科学研究所 https://www.youtube.com/watch?v=QdLNEqDfvmc&t=58s 20170303 小出裕章先生にきいてみた 研究は良いとしても手に負えない時点での実験は利権と搾取でしかない 原爆の力をゆっくり利用するのが原発で 水爆…

◎瞑想 170418

◎瞑想 170418 ひたすら第三者に成り切る 自分の環境を俯瞰してその時点の自分の状態を できるだけ距離を置いて眺めている 第三者の立場においた自分に成り切る コントロールできない溢れ出る想念に 操られている自分を観察することを目指して 自分の本…

清濁両極の答えはどこ? 170418

清濁両極の答えはどこ? 170418 ふと巷の政治に魅入られてしまうと 濁の折り返し地点がどこにあるのかと不安に陥る 一成る清に答えが無いのは許せるけれど 有限だろうはずの濁の底なしには疲れるわ 併せ呑むには何らかの納得が必要なのに 濁の無限性に…

うんこはごちそう 井沢正名 農文協

うんこはごちそう 井沢正名 農文協 食と事とうんこの循環で永遠の生命が成り立っている 哲学的で科学的でもある静かで勇ましい冒険物語である 植物は無生物の無機物を根から食べて 葉の光合成で炭酸ガスを吸い込んで うんことして酸素を吐き出し枯れ枝を残す…

言語の矛盾 170417

言語の矛盾 170417 部分の羅列でしか無い言語という道具は 物事を説明すればするほど矛盾をはらみ 混沌へと流れ出してしまう むしろ省略によって整理された空白の 柔軟さによって真意に近く伝えることが可能になる 全てを一瞬で伝えられるのは テレパ…

◎不完全が故の完全 170417

◎不完全が故の完全 170417 円は二等辺三角形を無限に集めてできる形 球は震える水滴のように 無限に近く細かいモノが無限に近く集まった形 もしも完璧な球体をつくれたとすれば 凸凹がなくなって存在すら確認できないだろう 不完全だから重さを持つ姿…

個と組織の関係 170416

個と組織の関係 170416 個体が完全でない限り 相対という関係性を持った組織を必要とする こうして生まれたこの世という相対性時空間における 個と個の周辺は永遠の入れ子状態となり 手段として組織化され目的を持った個を優先することで 永久的な循環…

◎人生における権利と責任 170416

◎人生における権利と責任 170416 この世に産まれ出ると言うことには 今を生き続ける権利と同時に 生きた過去を大地に戻すと言う 責任を果たすための義務を伴うのである この権利とは個々の人生をまっとうするための 衣食住に関する経費としての 必要十…

有無空 170415

有無空 170415 有は摩擦界をベースにした過去に特化し 無は混沌なる霧に包まれた未来に特化し 空は有と無の中庸である現在から過去と未来を俯瞰する

競争が不幸な理由 170415

競争が不幸な理由 170415 嘘と秘密なしに競争が成り立たないから もしも信頼し合ってしまえば競うことも争うこともできないから もしも自律しようと思ったり仲良くしようとすれば 嘘も秘密も付けなくなってしまうから 勝つためには相手を倒して不幸に…

麻薬 170414

麻薬 170414 芥川賞に代表されるような社会にもてはやされ 突っ張って表層をとらえて媚びるのが上手いだけの 才走った人間たちは結局成り上がりを目指しているに過ぎず 麻薬なしで生きられない弱虫な輩なのようだ 誰にも真似のできない自分だけの独創…

◎一成る相対 170414

◎一成る相対 170414 三次元は時間と空間を含む 時間から空間だけを切り離せないし 空間と時間を分けることなどできない この二つは一心同体である 従って大自然には無限と有限 ゼロ次元と三次元しかない 一次元も二次元もゼロ次元に含まれ 三次元には…

真空管 甘糟りり子 文藝春秋 石原慎太郎の太陽の季節や 村上春樹や坂本龍一や田中康夫や池田満寿夫などなど ブランドや横文字の多い ファッショナブルでエグゼクティブな社会の 飽き飽きしながらも抜けるに抜けられない上澄みを描き 読者やファンは成り上が…

飛躍と咀嚼 170411

飛躍と咀嚼 170411 大きな環境の変化は強い緊張を要求し ロマンという喜びをもたらすけれど それも日常化することで階段から踊り場や 山谷から平野へと馴染んでいく この気の緩みが思わぬトラブルに落ち込む 小さな緊張を作りながら 成長への咀嚼の場…

きかせたがりやの魔女 岡田淳 偕成社

きかせたがりやの魔女 岡田淳 偕成社 小学校には魔女か魔法使いがすんでいる 魔女はあだ名で呼ばれる 主人公の魔女はクロツグミをつれたチヨジョさんという 100歳で定年した後で 小学校に一年間だけ舞い戻り 一人の小学生 多分著者の岡田さんをつかまえて…

トータルな人生 170410

トータルな人生 170410 見晴らしが良く時間割に縛られない暮し方には 嘘や秘密の入り込む隙間ができない 毎日を愉しく暮らそうと思えば隣を巻き込む必要がある お互いの凸凹を補い合うことで協力し合い 隙間を緩やかにつなぎ全体を支える基礎をネット…

扉のむこうの物語 岡田淳 理論社

扉のむこうの物語 岡田淳 理論社 並行宇宙の次元がねじれて 異次元に入り込むというようなお話 小6の生徒が自分で設定するという 自由宿題で 主人公は物語を書こうと思い立つが 何故か物語のなかに入り込んでう劇中劇 戻れなくなるという冒険SF推理小説へと…

◎人生の意味 170410

◎人生の意味 170410 生きるということは進むことなのかさまようことなのか 進むのだとすれば何を目指すのか 大自然の流れには真理と呼ばれる意志があるのだろうか 充てがわれた法則に流されているだけなのだろうか 人生が《青い鳥》のように真理を探す…

フングリコングリ 岡田淳 偕成社

フングリコングリ 岡田淳 偕成社 図工室のおはなし会 図工室の準備室で仕事をしている時に 訪ねてくる変わり者のお客さん達にねだられて 六つの創作話しをしていきます それぞれたのしいのですが 中でもヤモリにツッコミを入れられての やり取りがすてきです…

ネコとクラリネットふき 岡田淳 クレヨンハウス

ネコとクラリネットふき 岡田淳 クレヨンハウス きれいな本! 絵本と言うよりの詩の本 生きるということ 暮らすということ 稼ぐということの意味は何なのでしょうね 目先だけ見て 目的と手段を取り違えると 一人相撲に暴走して 地獄の迷路を選ぶことになりそ…

ムンジャクンジュは毛虫じゃない 岡田淳 偕成社

ムンジャクンジュは毛虫じゃない 岡田淳 偕成社 この文庫本は岡田さんの初めて出版されたハードカバーの本を 書き直したものらしいから 最初の本と読み比べてみるのも面白いかもしれない 小学校の図工の先生をしながら家で描いた物語が クチコミで広がって編…