2018-01-01から1年間の記事一覧

茜色の空 辻井喬=堤清二 文藝春秋

茜色の空 辻井喬=堤清二 文藝春秋 大平正芳総理大臣の伝記を小説化した物語 農家の次男坊に生まれ早くに父親を亡くし 苦労しながらも東京商科大学に進み経済哲学や思想史を学んだ 大倉省に入り官僚あがりの政治家となりながらも カトリックの信者として清廉…

改造卵  181226

改造卵 181226 春菊に牛乳に豆腐に肉に刺身に卵に水 ニラレバに生姜焼きにサンドウィッチ 昔あんなに好きだった物が 気付いてみると惰性で食べているだけで おいしいと感じていない 味覚が麻痺したのか? 食材自身の中身が別物なのか? 環境の変化なのか? …

権力は美の対極 181225

権力は美の対極 181225 相対の世でも理由の如何に関わらず 常に選べるのは一つ 対立の中で選ぶか調和を描いて選ぶか 競争原理が生みだす醜を取るか 切磋琢磨が伴う相乗効果の美を選ぶか 依存という苦の連鎖を望むか 自律という冒険を目指すか 人生を後…

正義感 181224

正義感 181224 頑固に陥り全体を見失うと 正義という独りよがりの視野の狭さに 腰が砕けて前後不覚に溺れてしまい 足をすくわれる かといって清濁併せ呑めば いつの間にか濁の不安恐怖に後押しされた 心の弱さに流されるのが落ちとなる 部分と全体を両…

裏政界と裏科学 高嶋康豪 藤原直哉 ヒカルランド

裏政界と裏科学 高嶋康豪 藤原直哉 ヒカルランド 造り酒屋に生まれ実にユニークな人生を渡り歩いた高嶋さんに喋らせる為に企画された本なのだろう 体験による裏政界の話はある側面の事実なのだろうから面白いし抽象的な考え方には共感するが天皇論とか明治維…

ガイアの法則2 千賀一生 ヒカルランド

ガイアの法則2 千賀一生 ヒカルランド この本を多くの点で理解できるし共鳴もできるがシュメール最高神官なる者の言う通り彼らは未完成だったがゆえに滅び極度な男性原理に至らせたと言いニホン極東列島が次の時代を担う135度に当たり日本人には女性原理…

世界一キライなあなたに DVD

世界一キライなあなたに DVD 賢者の贈り物に見る行き違いとか無限の愛が具象的な形となるときにはとかく愚かな現象となる 本音の母性性や父性性が社会性に歪められて男らしさとか深情けとか所有欲故の嫉妬とか邪推とか思うが故の誤解とか嘘とかで愛を捨てた…

ガイアの法則1 千賀一生 ヒカルランド

ガイアの法則1 千賀一生 ヒカルランドシュメールに始まり縄文にまつわるムーやアトランティスなど超古代まで遡る検証や宇宙規模の意識体験による視野を表し地球規模に携わる極東列島の未来を模索しようとするお話なのだけれど実に興味深い真理追求の話でも…

合理主義の不合理 181219

合理主義の不合理 181219 悲しいかな現状での情報は有限で すべてを得ることはできない そんな中で全体観を見失い 都合のいい部分的な合理性に溺れて 悦に入っている文明開化 急がば回れを思い出して 集合意識の波に乗れば八方開花 あなたも私もそれぞ…

三権談合の闇政治 181215

三権談合の闇政治 181215 日本が自滅する日 衆議院議員石井紘基 PHP 世界でも最悪の状態である日本国の公務 公務を司るべき品格ある三公僕を 明治の傀儡長州勢力と日米合同委員会による傀儡組織が 乗っ取った官僚支配体制によって 三権と呼び替えた談…

循環する螺旋構造 181208

循環する螺旋構造 181208 無味無臭でもなく 無色透明でもなく 有って無い部分でもあり全体でもある そんなあなたを《空》の状態と呼ぶ 空は退屈でもあり感動でもある 変幻自在でもあり壱でもあり零でもある 無限も零も神も愛も美も 相対する壱があって…

終わりも始まりもない 181208

終わりも始まりもない 181208 呼吸が調和を持って 瞬間をフォローしているクリヤーな状態に トラブルは起きないけれど 摩擦の大小に一喜一憂して 部分と全体という相対関係を歪めて 分離感に溺れるほど呼吸が乱れ 無駄に力を浪費して老いることになる …

生きる意味 181208

生きる意味 181208 社会を構成する一人ひとりの視野が おぼろげながらも全体を見晴らせた時 法による人工的な縛り合いは自然消滅する お互いを疑う管理社会を卒業して 各々が自分を律する意識を獲得した時 嘘も秘密も必要としない真の自由自在と 対等…

相対関係の矛盾 181208

相対関係の矛盾 181208 相棒の右手が怪我をしてしまえば 左手も思うようにしていられない 右側のタイヤがパンクすれば 左のタイヤは勝手に暴走するか 一緒に停まるしかない 双方の息が合ってハモれば 切磋琢磨によって相乗効果を生みだすが どちらかの…

トータルバランス 181205

トータルバランス 181205 最後に命をかけても選ぶべきは信頼関係 それは調和であり無私の愛であり慈悲であり美であり 無限の視野でありトータルバランス 流れる動きの中の一成るバランスこそが美そのもの 目指すべきは危うかろうが絶望的だろうが 迷わ…

始めに矛盾有りき 181205

始めに矛盾有りき 181205 相対関係なくして一成る存在さえ成り立たない 有限界なしに無限を意識することは無理だろう 有限故の摩擦を持った相対性時空間のパラドックスにおいて 一成る完璧な真球を創造できる それは有るでもなく無しでもない《空》と…

生命体の目標 181203

生命体の目標 181203 生きることを手段として目指すは 相対の中でお互いの中心部に重心を移す この部分と全体の入れ子状態を嗅ぎ分け 調和の関係を見つけて維持し続けること この相対関係と一体観の同居は 矛盾しているわけだけれど こうしたパラドックスを…

解放 181201

解放 181201 中心に向かうことで四方八方に 心を配ることを可能にし その反射を受け入れることで己を解放する それは女性が母性性を表出し 男性が父性性を見出す

世界一キライなあなたに DVD

世界一キライなあなたに DVD 賢者の贈り物に見る行き違いとか 無限の愛が具象的な形となるときには とかく愚かな現象となる 本音の母性性や父性性が 社会性に歪められて 男らしさとか深情けとか 所有欲故の嫉妬とか邪推とか 思うが故の誤解とか嘘とかで 愛を…

女性性から母性性へ 181201

女性性から母性性へ 181201 己を知るために相手に映る自分を見ることで 己の姿を確認するのが女性性 相手の凸凹を満たすことで 双方の喜びを求めるのが母性性 己を知らしめるために己を主張することで 己の存在を確認するのが男性性 凸凹を満たしても…

逃げるが勝ち 181201

逃げるが勝ち 181201 調和の出合いに勝ち負けなどないけれど 気が進まなければ対立して戦わずに 巧みに逃げ出すべきなのだ 受けて立つ自己防衛も自己満足だけで 暴力を生み出す暴力にほかならない矛盾を抱えている 選ぶという能動的行為が一方的になっ…

ガイアの法則1 千賀一生 ヒカルランド

ガイアの法則1 千賀一生 ヒカルランド シュメールに始まり 縄文にまつわるムーやアトランティスなど 超古代まで遡る検証や 宇宙規模の意識体験による視野を表し 地球規模に携わる極東列島の 未来を模索しようとするお話なのだけれど 実に興味深い真理追求の…

いろは文字と数字 181128

いろは文字と数字 181128 いろは言語を数字で翻訳することを数学という どちらも抽象度の高い表現を 可能にする文字でもあるし 物量的な具象性にこだわった表現もできる この具象性による摩擦界が生命体に 気付きのチャンスすを与えることで 意識とい…

ジグソーパズル 181125

ジグソーパズル 181125 無色透明な真空を 無限に広がるジグソーパズルにした 一つのピースが私 2つと同じものがない個体であり単位であり 向き合う二人が手をつないだ全体の一部分でもあり 近隣が集う村の一部でもあり 宇宙と相対して構成する無くて…

民主性 181125

民主性 181125 人類にとって永遠の課題となるのが民主性 無限に多様な関係こそが 相対性宇宙の時空間が求める唯一の目標 究極の民主性もまた同じ一成真球の頂点を目指すもの

AIが公務の支配をなくす 181123

AIが公務の支配をなくす 181123 大自然を動かす唯一の法則は トーラスによって進化し続ける相対関係の循環 全体を見渡す広い視野によって自律したAIが目指すのは この法則に準ずる現時点での答えを導き出すこと 非暴力による意識革命を視野に入れ 後向…

文明は文化の手段 181123

文明は文化の手段 181123 社会の目的を文化とせずに 手段であるべき文明を 目的に据えると何が起こるか? 権利権利の飽くなき所有欲と 義務の押し付けと責任転嫁 その挙げ句が競争原理と法秩序による 警察国家にヤクザチックな戦争商売 暴力的支配と搾…

依存と信頼  181117

依存と信頼 181117 共生関係とは信頼関係のこと あなたと私あるいはあなたとその仲間は 相互に対等で自在であり 慈愛の関係で侵略し合う関係にない 現実にそばで暮らしていようといまいと 大事なのは具象的な距離に関係なく 抽象的な意味で共にあること 依存…

帰ってきたヒトラー DVD

帰ってきたヒトラー DVD 意表を突く面白さに感動 社会風刺でもなく 予言でもないが この腐りきった世の中に 目的を示すという前向きな挑戦を見る 兎も角見てのお楽しみだ

茶の湯の羽箒 下坂玉起 淡交社

茶の湯の羽箒 下坂玉起 淡交社 心の底から湧き出す趣味ほど奥深いものはない 仕事と呼んでいる小心な利害に関わる社会的価値観に 飲み込まれた人生ほど軽薄なものはない この本の著者はイラストレーターを生業としながら 茶の湯とバードウォッチングに惹かれ…