2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

◎己が己の悪魔性を治めて共に遊ぶ 170531

◎己が己の悪魔性を治めて共に遊ぶ 170531 一人ひとりが生きる手段である 社会的な利害関係に溺れてしまうかたくなな悪魔の心を しなやかな心に育てることで 遊べる揺るぎない自分を可能にする しなやかに己の心を己の意識で操るためには 視野を広げて…

◎水は低きへ流れる 170529

◎水は低きへ流れる 170529 政治も学問も宗教も文化すらもが 弱いものへと触手を動かす部分感によって 依存し搾取して相手を食い尽くそうとする 一方的で脅迫的な力の働くのが 有限である物質界の摂理のようだ その一方で大自然の生命体には 意識という…

異界への旅1 水木しげる 中央文庫 水木しげるが傷痍軍人として片手を失い 戦後復員して何十年かの後 作家としてデビューした当時の 短編読み切りの作品を集めたものだシリーズ4まであるがその一巻には6編修められている 最初の《テレビくん》がデビュー作…

人体5億年の記憶 布施英利 海鳴社

人体5億年の記憶 布施英利 海鳴社解剖学者 三木成夫の世界 人間には感覚と運動の営みがあって栄養と生殖という植物的な部分と餌を取るとか異性に近づくと言う知覚や運動の動物的な従属する部分があり基本は植物的身体なのだという 動物的な器官は脳感覚系と…

◎対等性と暴力の関係 170528

◎対等性と暴力の関係 170528 出合う双方の自律を基本として 対等で自在な関係は成立つ この相対関係をつなげていくことで 民主的な社会を広く構成することができる それはお互いの対等な自己責任であり この関係に第三者や法律の関与する余地はない 例…

◎民主主義の基本 170528

◎民主主義の基本 170528 義務も責任も相手に問うものではなく己の問題であり 権利のみが相手に対して与え合うモノである 以上の関係を前提にすることでのみ 自律で成立つ直接民主主義を実行することができる この義務と責任と権利の関係を真逆にしたの…

◎成長のメカニズム 170527

◎成長のメカニズム 170527 人間は他力の外力によるアメとムチで ほめられたり鍛えられたりして育つのか あるいは自力の好奇心によって 冒険することに喜びをもって育つのか それとも自己催眠による 思い込みに押されて育つのか 現実にはこれら全ての総…

好奇心の大きさと進化 170526

好奇心の大きさと進化 170526 大きさとは遠い未来へ思いを馳せる夢でもあり 中心の奥深くにフォーカスする元素への旅でもあるし 更なる未知の真理を探求する意識でもある 例えば春先にクマンバチが頭上でホバリングしている時 そこに何を見ようとする…

守るも攻めるも大自然 170524

守るも攻めるも大自然 170524 この世は弱肉強食による侵略関係なのか それとも食物連鎖による棲み分けなのか あるいは弱肉強食と競争原理の危うい関係を体験しながら 食物連鎖によるお互いの自律を模索し 調和の関係と補い合う棲み分けを目指して 程々…

◎相対投票選挙システムの提案 170524

◎相対投票選挙システムの提案 170524 立候補あるいは推薦による選択の投票方法を 人気投票と不人気投票の二本立てにして プラス側の投票数からマナス側の数を差し引くことで 担当者を決めれば より日当たりの良い正当な人事を行うことができる筈 現状…

男と女から父性と母性に 170523

男と女から父性と母性に 170523 部分性を発揮する男は生きるという摩擦の中で 内面に持つ全体観を目指す父性性を育み 同じように 部分性を受け持つ女も生きるという摩擦の中で 内に秘めた全体観を担う母性性に目覚めていく 誰しもが今という未知に対す…

信頼のバックボーン 170523

信頼のバックボーン 170523 考え方も好みも生き方も違う人間同士は 集うという冒険で自分の凸凹を補い 切磋琢磨して相手から学ぶことで 自分が持つ部分性と全体性のあり方を それぞれのペースで発見していく このとき自分と似て非なる相手を否定してし…

未完でもあり完結でもある 170522

未完でもあり完結でもある 170522 人生のどこで切ろうがどこで死のうと 例え大往生したとしても その人生は未完だとも言えるし 完結したものだともとれる そもそも無限とも言える果てしないこの世において すべてに終わりなどなく 常にその先があり 又…

原発ゼロ社会へ! 広瀬隆 集英社

原発ゼロ社会へ! 広瀬隆 集英社 新エネルギー論 電気は買う時代から自分でつくる時代へ ニホンの電力は十分に足りている 停電とか摂でと言う脅し文句 311位後に広まった自家発電 オフグリッド=独立電源装置 天然ガス発電の魅力=ガスコンバインドサイク…

◎生涯学習の勉強会 170518

◎生涯学習の勉強会 170518 人生の日々は学びの場であり続ける そのためにこそ自ら何かを選択して 切磋琢磨する家族や社会の集いがあり 前向きな切磋琢磨には信頼感と調和という 思いもしない相乗効果による飛躍が 生まれるものである お互いに磨き合う…

◎秩序にも二面性 170514

◎秩序にも二面性 170514 他力による秩序か自力による秩序か 外力により一成る方向性を持たせることで 個の意識を密封したパニックをつくりだし 群集心理による秩序で群れを動かす こうした依存による秩序は 頼りとする外圧が揺らぐことで不安を煽り バ…

タネをまく縄文人 古畑弘己 吉川弘文館 最新科学が覆す農耕の起源 圧痕法ともレプリカ法ともいわれる技術による 新たな発見と証明がもたらした最新情報 これもいつ覆されるかわからないが より事実に近づいている事は確かなのだろう 土器を作る過程でタネや…

◎しっかり汚した手をキレイに 170513

◎しっかり汚した手をキレイに 170513 出合いをつくって愉しくまみれて遊び 転んでは気付きを得て噛み砕いて確かめ 気が済んだら一息ついて 辺りを片付け身繕いをして手を洗う 手と目と耳と鼻と口と頭と心を使った後は 次の出合いをフルに活かすために…

生き甲斐 170513

生き甲斐 170513 生命体が日々を生きる行為に励むのは 何に突き動かされてのことなのだろうか 死ぬことへの恐怖なのか 破壊することへの衝動なのか それとも生産することへの期待と喜びなのか 生まれながらに背負う目的を持った意識を司る右脳の存在に…

◎神と出会ったと言う人 170512

◎神と出会ったと言う人 170512 一成神に選ばれたとモーゼは言う ほかにも沢山の出会いが搾取と支配の宗教を生み出してきた しかし選民思考は思い込みと依存による自己満足でないのか その対面したという相手が神だと何を以って言い切れるのか 超能力を…

「神道」の虚像と実像 井上寛司 講談社 神道はその昔中国から輸入した言葉であって 「じんどう」とか「しんどう」と発音されていたのが 当時のヤシロ・ミャ・モリ・ホコラなどの縄文アミニズムから 天皇支配の古代律令制度による神社となることとならんで 天…

王道 170509

王道 170509 あなたは裸の王様になることを選びますか? それとも自らに恥じることのない道を歩むか あるいは権力に媚びて傀儡に溺れ 後ろ向きに依存して姑息に生き延びるか 前を向いて切磋琢磨する冒険をみんなで愉しむか ここまで分析できれば考える…

出合いを選択するという解 170508

出合いを選択するという解 170508 全体観という方向性と より部分であるディテールを絞り込む線が 交わる所にその場の解が発生する 俯瞰して全体観に偏ればドットが荒くなり 部分に執着すればするほど前後左右が見えなくなり どちらに転んでも方向性を…

旅の恥 170508

旅の恥 170508 小さな旅と大きな旅今を選択する出合の冒険日々の家事をこなす旅路 循環する全体を見据えた行動の後処理をする不要となったゴミや老廃物や大小便をその場の小宇宙で螺旋を描きながら循環する軌道に乗せる 廃品のすべて未処理のまま川に…

依存か補完か? 170507

依存か補完か? 170507 相対性時空間で出合う共生と対立 更に共生関係にも二通り シュレディンガーの猫と同じく この二つは混在しており 観察者の存在で どちらかが五分五分で現れる それは 後向きか前向きか ネガティブかポジティブか 悲観的か楽観的…

ロシア革命史入門 広瀬隆 インターナショナル新書

ロシア革命史入門 広瀬隆 インターナショナル新書 この革命についてはかなりの間違いを 吹き込まれて来たことをこの本で知ることができた ソ連や中国共産党がマルクスが説いた物的平等を目指しことなく 独裁の頭の挿げ替えであったことは理解していたが レー…

◎条件付けの矛盾 170504

◎条件付けの矛盾 170504 法律というものは悪魔の出現を想定して 必要悪であることを前提につくる約束事であるか あるいは悪魔自体が利己的利益を目論んで 他をだましたり他に押し付ける契約ごとである 悪魔の存在は相対性社会の必然である 本来ならば…

◎生と死 170430

◎生と死 170430 誕生は肉体的な死への一歩であると同時に その仮想空間に 今現在を生きる冒険と発見の実体を重ねて 精神的な成長をし続けることである