2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

意識の成長過程〜 150331

意識の成長過程〜 150331 S性とM性とは主体と客観という相対の関係あって そこに座標軸という思想を俯瞰することで この世という有限から無限をとらえる 相対性時空間なる世界が生まれる コレをジグソウパズルで例えるならば 無限という真球である全体…

効率性とシンプル性 150328

効率性とシンプル性 150328 結果を重視して損得感による近道を求めるための合理性は 四角四面で心に関わる肌感を無視してしまい 味気のない粗野なモノに立ち消えるしかない プロセスを大事にして手間ひまかけて清潔さを極めたものは 表面に見えない奥…

天皇のスパイ 高橋五郎 学習研究社

天皇のスパイ 高橋五郎 学習研究社 陰謀論とも言われかねないが「事実は小説よりも奇なり」ということで正直有り得る話だとして面白い 1940年生まれの著者はB29の空襲から逃げ惑う体験をしている その彼が後年知ることとなった敵であるはずの爆撃を 恐れ…

神とは内なる意識か外なる全能か 150327

神とは内なる意識か外なる全能か 150327 人生という体験を通して心にある部分感と全体観を育て 視野を広げ意識を深め自らを管理すると同時に お互いの違いを尊重しその違いを磨き粉として 切磋琢磨することで更なる自分を産みだし そこに全体観なる総…

自然保護とエゴ 150317

自然保護とエゴ 150317 この世の問題の全てはその場その場の出合いを選択していく上で 関わる主体と客体の《距離間》にある 主体を中心としてお互い同士の干渉にもならず 無関心の空振りにもならない輪の関係を見つけ出さなければならない 中心と見渡…

法治国家の矛盾 150327

法治国家の矛盾 150327 全てが対等で自在な民主的環境を創ろうとするならば 法に依存する事なく自らの視野の広さと意識の深さを求めることで お互いを尊重し合えるだけの自律と自在性を 他に依存することなく自ら確保しなければ 向き合う相手の存在を…

英雄の単独行動は日の目を見ない 150324

英雄の単独行動は日の目を見ない 150324 南北戦争後のダブついた兵器の持ち込みによって 現実となった《明治維新》が 欧米の金融マフィアに操られていたことが実証されたわけだし ケネディーを最後とする《通貨発行権》をロスチャイルドから 政府に取…

植物日記 市川廣利 文芸社

植物日記 市川廣利 文芸社 シデコブシ先生の 恵那に生まれすむ教師が定年後に出合う シデコブシから始まる保護運動の記録 自主出版だからこその一途な溺愛を忍ばせる シデコブシが花を咲かせて種を落とすまでの 一年をアップの写真で見るのも愉しいし タムシ…

全体観と流通革命 150323

全体観と流通革命 150323 未知のお互いを尊重し合いシェアを広げ 必要と不必要を見極められる心さえあれば その範疇における不安も権利意識も強欲も消え失せ その場の過不足のない流通を可能にするだろう 自分の一部である家族や友人のような関係にあ…

添削 150323

添削 150323 フト何かの拍子に かつて描いたセンテンスの添削文が鮮明に浮かぶ しかし何時の何という題名なのかもボヤケてわからないので 無駄にしてしまうことも多いし そこから別の思いに発展することもある その添削文も逃げ水のように鮮明さを失っ…

33年後のなんとなくクリスタル 田中康夫 河出書房

33年後のなんとなくクリスタル 田中康夫 河出書房 今になって33年前だという前作から読みだした 日記なのか日記タイプなのかドキュメントタイプなのか? 嘘臭くなくて新鮮で読みやすい いかにも隠し事のできないというヤスオさんらしいのかも 流行や知識…

低反発ベット体験一夜 150322

低反発ベット体験一夜 150322 重たさで言うなら頭が沈み込みそうなものだけれども 頭は沈まずにお尻の落ち込みを強く感じる しかし背骨で言うなら直立不動状態に包まれた水平を保つ それにしてもしっかりとホールドされてしまったお尻は 寝返りを拒ま…

頑固な非暴力とシナヤカな逃走の間で 150322

頑固な非暴力とシナヤカな逃走の間で 150322 暴力という理不尽な実体と向き合わなければならない 崖っぷちに追い詰められる暴力こそが理不尽極まりないと 貝のように心がものも言わずに自らを閉ざす そうして全ての暴力から身を引いていけば いずれ消…

クロクサアリのひみつ 山口進 アリス館

クロクサアリのひみつ 山口進 アリス館 写真と図と文章でアリの暮らしを教えてくれる 子供向けに書いた蟻の生態学 全部ルビ付きで優しい言葉で書いてあるから アリに興味をもった子供なら 幼稚園児でも楽しめると思う 学問の常識も日に日に新た情報で覆って…

南極海極限の海から 永延幹雄 集英社

南極海極限の海から 永延幹雄 集英社 南極点を目指して すべての場所から南へ向かえば 赤道に南回帰線を超えて更に 暴風圏のなかに潜む魔の海峡を生き延びれば 冒険のロマンや英雄の権利を掛けて危険を挑んだ 南極大陸がある 人間の暴力に侵されていない野生…

ねむり 150317

ねむり 150317 この世の出合いを咀嚼するために 一切のシガラミから離れることを睡眠という 眠る時に無心に戻って五感に関わる情報を 閉ざすことで健康な人生をつくれる 健康な眠りもスッキリとした目覚めをつくる

自然をはみ出す人工的姿 150317

自然をはみ出す人工的姿 150317 自ら神掛かった人間が他の存在を対立関係に置いて 意識的に干渉する暴力を人工的行為と言い それに対して自然の一員としてお互いの距離を保ちながら 参加する行為を自然の範疇にある前向きで真っ当な 生命体であると言…

お金が孕む逆説 150317

お金が孕む逆説 150317 だぶついたお金を持つと貧乏たらしくなり 余分なお金を持たないことで 余程のお金持ちに見えるらしい これを物質界のパラドックスという 何事も逆さにすれば本音が見えてくるものだ

πの話 野崎昭弘 岩波

πの話 野崎昭弘 岩波 世の中で最もシンプルな形である 円とか球にまつわる話に無くてはならないのが 円周率を意味する《π》なのですが 割り切れた答を得られず循環もしない3.14159・・・ と永遠に続くだろうと思われる数字が並ぶ 円の直径と円周の長さは比例…

葉っぱのフレディー レオ・バスカーリア 童話屋

葉っぱのフレディー レオ・バスカーリア 童話屋 いのちの旅 命というコンセプトがシンプルな上に 植物で表現しているので違和感なく 生きて死ぬという人生を 自然な変化の一つととらえ安くしているのだろう しかしその一方で もう一歩深みをもたせて無理な答…

部分観と全体観 150313

部分観と全体観 150313 それぞれが培ってきた個性に応じた 全体観と部分観を秘めて一瞬一瞬の選択をすることで 生命体は二つと無い人生を創りあげていく 自分を部分と捉えがちに生き延びているかと思えば 一人の全体として肉体と心を持っていると思い…

TPPグローバリズムの正体 150313

TPPグローバリズムの正体 150313 国境撤廃による人的交流とは真逆でしかない トリックが仕掛けられている経済優先グローバリズム 貧富の差や差別意識を無くす事を謳い文句にした グローバリーゼーションは 縄張りを広げてもっともっとと欲張る 搾取に…

自然観にも選択肢 150313

自然観にも選択肢 150313 自然保護も人によって目的が様々 盲信したように熱狂的なものから 淡々とした客観的な姿まで幅広い 愛と情の持ち方によって 自然を俯瞰した上で全体観を持って この世に参加しようとする姿もあるし 自然の一部分だけを切り取…

問題は中央集権思想 150311

問題は中央集権思想 150311 依存するにも搾取するにも支配するにも 都合のいいのは十把一絡げにすること それには個性を剥ぎとって 善悪観や競争原理などの社会的価値観を植え付け 管理しやすく二大勢力の縄張りで括って お互いを対立させておくこと …

クラウドファンディング 150311

クラウドファンディング 150311 自律参加型の 新しい経済スタイル クラウドファンディングは インターネット情報と 悲惨な実体験と合わせることで 中央集権の管理搾取世界を より自然分配地域社会型に 揺り戻すかもしれない それは一人ひとりの心が 不…

ひとコマの表情 150309

ひとコマの表情 150309 浮世のシガラミを忘れている状態 寝ぼけている瞬間が美しい 惹き込まれている姿も 没頭している振る舞いも 夢見ている目元も美しい 永遠のロマンを自ら描けている仕草ほど ほほえましいものはない 揺るぎのない挑戦は信頼そのも…

洗脳教育から自主的学習へ 150309

洗脳教育から自主的学習へ 150309 物質的でしかない知識を競争原理の中で詰め込むだけの教育は 対立抗争の下で知識を権利獲得に使う手練手管としての 手段にしかできない 知識を咀嚼して個々の意識まで育て上げれば 人間本来の信頼の関係を取り戻した…

なんとなくクリスタル 田中康夫

なんとなくクリスタル 田中康夫 クリスタルというクールでは表現しきれない時代感覚? 表紙を除けば今時の出版でもおかしくないのだろう 音楽だのファッソンだのグルメだのの情報が 今に通じるのかどうかわからないけれども 一晩で読み切れてしまったところ…

ヒマラヤのドン・キホーテ 根深誠 中央公論

ヒマラヤのドン・キホーテ 根深誠 中央公論 ネパール人になった日本人・宮原巍 この本はヒマラヤとネパールのシェルパ村の人々に魅せられ 彼らの暮らしを憂いた宮原という冒険家の生き様を通して 当時の登山家と言われた人々の世界を浮き彫りにしている 著者…

解放の愛と執着の情 150304

解放の愛と執着の情 150304 相対性のこの世は自分と相手という 両極を揃えることで成り立つ 手放して見守る《愛》だけでは姿を成さないし 物欲と要求で無い物ねだりする《情》だけでも形を成さない 距離をいとわない愛と体感を必要とする情の調和する…