2015-01-01から1年間の記事一覧
オープンシークレット=公開された秘密 151118 個人情報とも呼ばれる全体の一部分同士である個性は他のどの個性にとっても無用のものであると同時にお互いに全体の一部同士であることで全ての個性は入れ子になった連鎖としてつながっている部分同士は…
相対する二つの価値観 151118 一人の人間の中には内向きの価値観と外向きの価値観がある例えば一途性の高い価値観と組織度の強い価値観が一人の中にパラドキシカルに存在しているそれはつまり自閉的価値観と社会的価値観の交差でもあり一つの現象にこ…
地球村の行方 片岡幸彦 新評論地球を食い尽くす金融システムによる物質文明を生き延びて意識革命を成し遂げるために暴力に頼らない調和の環境が人知れず一斉に隅々から湧き出しているらしい様々な試行錯誤による動きに中でこの本はNGOによる公的な機関による…
嘘にならない甘い言葉 151117 言葉にも部分と全体があり裏と表の意味がある 表が嘘偽りのない本心からの言葉だとすれば 裏の意味には有限という逃げ道が用意されている 例えばお見合いという仲人さんの 良かれと思っての行為だとしても 結果として不幸…
自己中と自己愛 151116 それは 一時の過去という刹那と無限の今という瞬間の違い 使い捨てと食物連鎖の違い 共食いとハーモニーの違い 一方通行と輪廻の違い 片流れと循環の違い 利己と他利の違い 依存と自律の違い 自転車操業と相乗効果の違い 混沌と…
当事者主権に関わる環境 151116 環境とは主役を取り巻く全体のことで 主役の視野と意識が広く深くなるほど その全体観も大きな無限大へと果てしなく広がっていく 命の数だけ無限にある環境の部分であるそれぞれの当事者同士も 出合った者同士や選び合…
世紀末の預言者夏目漱石 小森陽一 講談社 漱石が小説家というより思想家だったと知る 確かに人間と社会つまりは人間の内と外を理解することで 21世紀に至るまでに起るヒズミを見通していたに違いない 漱石は物質に依存する視野の狭い文明と それに関わる精…
全体観としての文化 151115 部分感としての科学を中心とする西欧文明が猛威を振るい 盲目的になって自然界に依存し搾取に至る支配に及ぶという 猪突猛進で利己的な行為によって自滅に向かっている最中だけれど 同時に意識環境に属す文化をも物質化して…
全能なる神故に成し得ないパラドックス 151115 所有という他を自とする搾取を この世の食物連鎖のごとく 対等で自在な相対関係に持ち込むことはできない 同じように絶対君主である神は 一成るものであることを捨てない限り 相対性時空間に出現し得ない…
資本主義に民主性はありえない 151112 嘘と秘密を介した契約という未来をカタに取る暴力で 奪い合い溜め込み過去に執着する競争社会である資本主義と 信頼の関係の中で自律を目指す視野の広さで今を生きる お互いの凸凹を補いあい分け合い切磋琢磨する…
所有という傲慢性 151111 知識によって芽生えた依存性からなる 人間の強欲がもたらした知識と業の所有による分業制度は 部分性に特化することで全体観を無視することになり 寄生する依存性は片流れの消費のみで自らを飲み込み 自滅への道をひた走るこ…
直接民主主義を実践するための要 151110 民主主義は信仰とか法や契約という暴力への依存心からなる 嘘と秘密による煽動に揺るがない 自分で選択できる自律を目指すシナヤカな個意識と広い視野によって 利己的な利害の矛盾を卒業して 全体観を持った人…
民主主義ってなんだ? 高橋源一郎XSEALDs 河出書房新社初めの半分はSEALDsってなんだ?と言うことで立ち上がりから今に至る過程の話で第二部が本命の《民主主義って何だ?》となる言葉の定義に始まり70年安保の経験者である先生である高橋さんから叩き台が…
知識と意識 151110 外からの情報をコピペした状態を知識と呼び学問すると言い 自らの生活を冒険することで得る発見を意識と呼び学びと言う 更に借り物の知識を咀嚼することで得るヒラメキも学びと呼ぼう そしてその学びの延長線上に思いを描くことを創…
あなたとわたしという関係 151109 個と個が対等に集う民主主義には 自己責任と自己管理が付きものだ 個々のフリーダムとコモンの間には 自ずとコミュニケーションという橋がなければ つながらない溝がある 集いから嘘と秘密を排除するには人工的で 自…
平等と対等 151109 あなたとわたしが選び合って集うと 二人の好みも状態も違うから選ぶ物も違い この違いを受け入れ視野を拡げることができる一方で 否定して内にこもることも可能だ この二人が違いを受け入れ支配関係を嫌い 民主的な関係を創造しよう…
利権社会が密かに求めるタダ働き 151108 家事労働に子育て教育競争原理による 献身的な負の労働=シャドーワークで 權利社会に貢献という名の身をすり減らす献上 自主的に集いそれぞれがワクワクする前向きの 今に活きる労働は軽くて愉しい しかし社会…
メサ・ヴェルデのひみつ ゲイルフィル 六曜社 ベーリング海峡をマンモスを追って渡ってきたというすべては仮説及び推量で可能性でしか無い歴史の部分を事実として見てきたように報道することに疑問を感じる 特に解説なのか最後に鳥山孟郎のページがいい加減…
人生の尺度 151106 時代によってモノサシは変化するし 地域でも文化文明の視点の違いでもその意味が変わる それでも世界が狭くなり 同じ尺度で比較することを好むようになって 便利と簡単が幅を利かせ強いもの勝になる そんな中でも人生を計る幸福とい…
ハラーム「禁忌」ユーセフイドリース 第三書館 エジプト人が描く中等社会の内面 ナイル・デルタ農村の用水堀に産み落とされた 胎児の死体から始まる差別社会における責任転嫁と 対立が緩む人間関係を通して 社会問題を深掘りしていく 虐げられてものだからこ…
強欲は品種改造の結果なのか 151101 我々は空から現れた天上人によって 一神教がつくられたはるか前に 全体観と繋がる意識を捨てさせられて 部分感でしかない知識だけに置き換えられた 自己改造型人間に品種改造された家畜だったのだろうか 今我々が傲…
独裁体制から民主主義へ ジーン・シャープ ちくま学芸文庫 権力に対抗するための教科書 として世界中に普及されている聖書のような本だ 本文はwebサイトに公開されており 28言語以上に翻訳されている 現実に独裁体制に対して非暴力で立ち向かい 新たな秩序…
民主的な生き方 151031 暴力の中で非暴力的生き方を貫くには 自律を目指すそれなりの シナヤカサを持った覚悟がいるがしかし その覚悟さえあればそれに伴う希望が産まれ出て 前向きに生き抜く喜びに背中を押され くじけることのない楽観心に包まれた勇…
老化物質AGEためないレシピ タカコナカムラおかしな日本語で内容も尻切れトンボだけれども概要はつかめる食材を50°cで洗うこと料理は70°cで蒸すか短時間で料理すること以下はPCからの情報AGE(Advanced Glycation End Products)は「タンパク質と糖が…
行動と目的 151029 行動には一瞬一種の選択が付きものだ 選択には方向性を持った目的が必要だ 目的を見つけるには 自分の心が何をしようとしているのか 知らなければならない 自分を知るためのカガミとなるのが 選択した相手である 選択を重ねて多くの…
民主主義ってなんだ 151029 全体の部分であり似て非なるあなたとわたしが 出合いを選択し合って共通の足掛かりをつくる ウラとオモテを繋ぎ合わせて切磋琢磨して お互いの違いを俯瞰した全体観と照らし合い 視野を広げてその凸凹の有り様を認め合い 自…
客観論で美や愛を理解したい 151029 人間単位で考えると友人とか親子とか国家とか 情が絡むので愛の意味を勘違いしてしまう そこで話を少し客観的にし 細胞を単位として考えてみようと思う 例えば自分の一部である胃の細胞が癌に冒されたとします あな…
真理である本質と現象である歴史 151026 生命の歴史は部分的な問題であり 宇宙の真理は全体的な問題である この二つのどちらが欠けてもカタワであり カガミのように共に存在することができず すべては相似象的に向き合って ハモることで成り立つのであ…
よろこび 151026 生命が生きている実感とは 何かを成して心が満たされている瞬間に あふれる喜びがもたらすものだろう それは失敗を重ねながら 工夫をこらしている未完成状態にあり 手間ひまかけているさなかにある 手塩にかけ創造している出合いの連…
二本立ての人生 151020 その都度考えられる範囲で視野を広げた 精一杯理想的だと思えるプランを育てて行くことと 参加する現状を汲み取った実践型のプランと 二刀流の思想を重ね持つ人生が大事なのかもしれない 現場で見る限り薄々分かっていながら無…