所有という傲慢性 151111
所有という傲慢性 151111
知識によって芽生えた依存性からなる
人間の強欲がもたらした知識と業の所有による分業制度は
部分性に特化することで全体観を無視することになり
寄生する依存性は片流れの消費のみで自らを飲み込み
自滅への道をひた走ることになる
消極的で後ろ向きな依存性は
一見片流れの寄生と同じようにも見えるが
依存している方もされている方もお互い様で
搾取の堂々巡りをしていることになる
寄生も視野を広げて観察すれば
ねずみの嫁入り話やチルチルミチルのように
結局元の木阿弥に収まるのだろう
但しそこには循環しながら切り開いていく冒険も発見もなく
お互いを食いつぶして行く生産性のないという違いがある
それに引き換え食物連鎖のごとくに
共性と棲み分けを前提にした流れの中で
新たな出合いを自らの責任で選択して行く冒険に踏み出せば
何らかの発見の連鎖が起こり
前向きな出合いの相乗効果によって
新たな領域である感動という喜びを生み出すことができる
相対性時空間に産まれ育ち暮らすということは
留まることなく積極的に集合意識による流れに参加して
相手の成長が自分の成長を促し共に個性を広げて
成長していくことの発見こそが目的であり
喜びであり幸せの要なのではないだろうか
現状における全ての元凶は利息という強欲が生み出した
視野の狭い金融システムが
相対性時空間という大自然の循環法則に
逆行していることによるのだと思う