信頼のバックボーン 170523

信頼のバックボーン 170523
 
考え方も好みも生き方も違う人間同士は
集うという冒険で自分の凸凹を補い
切磋琢磨して相手から学ぶことで
自分が持つ部分性と全体性のあり方を
それぞれのペースで発見していく
 
このとき自分と似て非なる相手を否定してしまえば
集うこと自体が自分の育てた全体観を
破壊してしまうことになる
そのぶん部分同士の摩擦だけが増大して
不満というシコリになって
相手を非難したつもりが
鏡に映る自分を攻めるという一人相撲になる
 
信頼とは相手に求める他力である依存心と違い
目線の方向が自分の内面に向かって
開かれた状態を意味するらしい
集うということを通して自分のスケールで
視野の広さを極めていくのが
生命の目的とする目指すべき成長の方向なのだろう