◎成長のメカニズム 170527

◎成長のメカニズム 170527
 
人間は他力の外力によるアメとムチで
ほめられたり鍛えられたりして育つのか
あるいは自力の好奇心によって
冒険することに喜びをもって育つのか
それとも自己催眠による
思い込みに押されて育つのか
 
現実にはこれら全ての総合的な環境を
バックボーンとしながらもどれかを中心軸として
何らかの社会的価値観に依存しながら育つのだろう
 
しかし産まれたばかりの赤ん坊は
与えられた環境を全世界として一人で受け止め
手足の五体と五感を使って
自分のオーラと意識のとどく限りを
出合った相手と切磋琢磨することによって
理解しようとしているように思える
 
そこには計り知れない時空間があり
相対する相手があることを自力で突き止めていくだろう
このことを基本に考えれば自主的な好奇心が
主導する姿が本質的なモノとして
浮かび上がってこないだろうか
一人ひとりの根底にはこの湧き上がる冒険心と
それを支える母のミルクに代表される物的エネルギーが
備わって誕生したのだと確信できるのではないだろうか
 
残った環境の全ては補助的に備わっているモノであって
あくまでも己の意識が中心であることを
アイデンティティとして誇りを持って
あるいは大地としている必要があると思われる
 
国家でも祖国でもなく
宗教でも血でもなく
文化でも知識でもなく
己自身の意識であり冒険心なのでは無いだろうか