◎生涯学習の勉強会 170518

生涯学習の勉強会 170518
 
人生の日々は学びの場であり続ける
そのためにこそ自ら何かを選択して
切磋琢磨する家族や社会の集いがあり
前向きな切磋琢磨には信頼感と調和という
思いもしない相乗効果による飛躍が
生まれるものである
 
お互いに磨き合うためには
対等に自分の特徴を同じ土俵に持ち寄って
自由自在に吸収し合い凹みを埋めて
土台を丸く固めては更なる凸凹をつくり出し
成長と咀嚼を繰り返していく
 
これは一方通行の講義による教育によって
丸呑み込みの知識で終わらせずに
相互通行のゼミ形式による討論を重ねることが基本となる
誰かが叩き台を提案して
それを中心に話を深めては広げながら
参加者の全てが疑問を出し合い議論に参加することで
部分に執着することなく全体観を養いながら
各々が自分なりの方向性を見出していく
 
そこは一成る絶対の正解を求める場ではなく
プロセスとしての現状の答えと
目指すべき目的を見出すことに意義があり
終わりのないより良い幸福を紡ぎ出す
永遠の生命行為なのだと思う
 
物欲による勝ち負けの競争原理には
所有と言う一方通行の分離感による疑心暗鬼に
引きずり込む力があり
限りなく部分感に依存搾取することになって
お互いに対立することで比較と嫉妬による
負のスパイラルに落ち込むことを避けるため
意識的に競争ではなく切磋琢磨であることに
気を配り続ける必要があるだろう
 
こうした対等で自在な人間関係にこそ
《縁起》という幸福の原点があると思われる