出合いを選択するという解 170508

出合いを選択するという解 170508
 
全体観という方向性と
より部分であるディテールを絞り込む線が
交わる所にその場の解が発生する
 
俯瞰して全体観に偏ればドットが荒くなり
部分に執着すればするほど前後左右が見えなくなり
どちらに転んでも方向性を見失うか
交点を見失って迷子になる
 
全体観と部分感の両方を
同時にとらえられなければ正解を得ることはできない
この不可能を可能にするにはそれぞれの現場を
体験している部分と部分が自主的に集い
切磋琢磨することで相乗効果を得て
調和というバランス点である中心に近づき
無限を垣間見るしかない
 
人間を含む生命が産まれることの意味は
この解を積み重ねて無限という抽象的な全体を
具現化して見せることである