部分観と全体観 150313

部分観と全体観 150313
 
それぞれが培ってきた個性に応じた
全体観と部分観を秘めて一瞬一瞬の選択をすることで
生命体は二つと無い人生を創りあげていく
 
自分を部分と捉えがちに生き延びているかと思えば
一人の全体として肉体と心を持っていると思い込んで
その都度を切り刻んで生きながらえている人生もある
 
その実何時何時足りとも生命体は
無限に入れ子になっている部分によって支えられつつ
意識していようがなかろうが
自らが所属するあらゆる群れの部分として
無数に参加しているのが実体である
 
その狭間で自分を意識し続けるのは容易なことではなく
自分が何たるかを知ることが人生の目的であり
一瞬一瞬の選択という冒険によって永遠の発見を
喜怒哀楽として愉しみながら果てしなく
自問自答しながらたどり着くことのないだろう目的に
近づいていくのである