神とは内なる意識か外なる全能か 150327
神とは内なる意識か外なる全能か 150327
人生という体験を通して心にある部分感と全体観を育て
視野を広げ意識を深め自らを管理すると同時に
お互いの違いを尊重しその違いを磨き粉として
切磋琢磨することで更なる自分を産みだし
そこに全体観なる総合意識としての神を
形として見つけ出そうとすることか
あるいは自らの肉体を不完全な部分として見なし
自分の外に全能なる神をイメージして
自ら描いた絶対神に従うと同時に
他者に対しても従うことを競い合い強制して誓わせ
お互いを管理し合う不公平な自転車操業で
社会を治めようとするか
この二つを両極として相対する時空間の環境を舞台に
肉体と心あるいは出合う相手と自分の関係を有利に作ろうとし
相手に依存することで対立してみたり
自律しようとすることで調和を模索してみたりしながら
大自然そのものを見極めて行くことが人生なのだろうか
自分を縄張りという安全地帯で囲い
その外から取り込む所有欲と
内から生み出す恍惚に満たされた解放によって
有限と無限をつなげて循環させるエネルギー交換こそが
相対性時空間という生命体の根幹をなす有り様だということだ