ガイアの法則1 千賀一生 ヒカルランド

ガイアの法則1 千賀一生 ヒカルランド

 

シュメールに始まり

縄文にまつわるムーやアトランティスなど

超古代まで遡る検証や

宇宙規模の意識体験による視野を表し

地球規模に携わる極東列島の

未来を模索しようとするお話なのだけれど

実に興味深い真理追求の話でもある

 

有史以来相対性を崩して男性性に溺れた西洋文明を卒業して

母性性を取り戻した自律を目指す共生関係へと羽ばたく

次元転換を迎えた太陽系地球生命体の手のひらで

個々の人間がどんな冒険を繰り広げられるのか愉しみである

 

良いこと尽くめのなかで注文をつけるならば

明石という予言もどきの先取りをほのめかし

物浴をそそるような下りもあるこの本は

何を企んでいるのだろうかと思わせるし

テニヲハが気になる文体を何とかしてほしいとも思う