多様化へ向かう宇宙 180812

多様化へ向かう宇宙 180812
 
空なる全てを飲み込んだ零次元が
相対性時空間という宇宙を吐き出し
部分化されて姿形を持つ個性体の表現力による
鏡の世界に飛び込んで以来
一成る全体の無限性を目指す生命現象によって
多角的な多様化へと邁進するプロセスの中で
出合いと反応と変化を繰り返す私達は
変化進化の日々を過ごしているのだけれど
そこで反面教師として必要悪と成る
後ろ向きの過去の実績である知識を利権として
社会的価値観を作り出し所有意識を募らせる
物的次元の相手を前にし
為す術を持たずに丸腰の人間は
されるがままになりながら
そこに映る自分を見て学ぶのである
 
力で作用を投げ掛けてくる
パラドキシカルな相手と相対しながら受け止め
バランスしようとすることで生まれる多様化によって
この世は成長していくのである