精神的目的を物的目的へ 180812

精神的目的を物的目的へ 180812
 
生活のための生産は
生き伸びるためのエネルギー
余剰生産物も
精神文化向上のための物的手段
文明とは物的な手段で個々の文化の向上に
役立つべき力であるのだけれど
逆手に取って余剰生産物だけでなく
個々の生命維持の分まで
嘘と秘密と武力で掠め取り
独り占めして管理搾取支配に依存し
向かうべき方向を閉ざし
手段や道具を目的化してしまい
特権的役割に胡座をかく選民状態を作り出す
 
それが法であり数の論理であり
平等という一律化であり
自由という勝手気ままをゆるす概念であり
平和という停滞状態の洗脳であり
結果として
目指すべき方向を見失い
理不尽な格差差別に甘んじる社会を作り出し
堂々巡りの過剰な摩擦によって
反面教師という学びの場を創造してきたのである