2020-01-01から1年間の記事一覧

旅は道連れ世は情け 200730

旅は道連れ世は情け 200730 肉体による旅もトレードも利他心によって咀嚼し フェアーに意識の肥やしとすることでのみ 出合ったお互いの対等性が成り立つ もしも旅の者が利己的な欲で利益を得ようとすれば 多かれ少なかれ嘘と力尽くによる侵略となる 物…

保守性と革新性  200727

保守性と革新性 200727 肉体の維持という物質に 心を奪われれば過去や未来に執着するし 精神を中心におけば今という 無限を目指した冒険心を開放して 肉体を手段としながらこの世の人生を楽しむ 保守性とは過去という視野の狭い 五感に響く環境に根ざ…

ナミヤ雑貨店の奇蹟 東野圭吾 近の世の中は物欲主義の末期的な状態だけどその反面この物語を見てもわかるように次元を超えるおもしろい時代に差し掛かっていることを感じるそう遠くないうちに政治も経済も人々の意識も一瞬にしてひっくり返るような気がして…

学ぶことの矛盾  200720

学ぶことの矛盾 200720 お腹の中でも胎教があって 外気の中に産まれでる赤子は 全体の部分として あるいは一人の全体として旅立ち その瞬間に自己を学び始める 学ぶと言うことは 無限を目指す目的に向き合いながら 真逆の部分的な相対性時空間という 具象性…

閃きは集合意識との出合い 200718

閃きは集合意識との出合い 200718 壱成る絶対の空成る神は 全てであるが だからこそ五感の世界に 決して姿を表せないし 語りかけることも無い筈だ もし意識状態で 心に語り掛けるモノがあれば それは空成る神ではなく あなたと同じように その無限なる…

今を遊ぶ  200714

今を遊ぶ 200714 家事だって研究だって生産だって 消費だって冒険だって恋愛だって死ぬことだって 相手が有っての物種で 本気の遊びでなければ タダの暴力への依存であり 他力本願の搾取でしかない

刹那の今と無限の今  020705

刹那の今と無限の今 020705 モノ的な五感で感じる今の現実は すでに過ぎ去った刹那と言う 過程の断面図 精神的な今は過去でもなく未来でもない ストップモーションの点であり 無限の可能性を内包した全てである

主権者  200626

主権者 200626 あえて主権者と言うなら 主権在民よりも 「当事者主権」としたい 意識が高くなった将来は 主張する権利でなく お互いが託し合う権限とし 個性を持ち寄って 利他性により緩やかに共有する 信頼の関係を持ちたい

死の選別と大西発言

死の選別と大西発言大西さんの発言には このまま延命措置の技術に頼って 植物状態の維持と脳死の問題から逃げるべきでなく 死の尊厳と倫理と言う現実と向き合い 議論すべき時が来ているのだと言うことを踏まえて 今後 子どもや若者の人生に負担がかかり過ぎ…

次元とカガミ  200625

次元とカガミ 200625 三次元をカガミに映すと 左右反転した二次元の平面になる 四次元をカガミに映すと 左右上下を反転する立体のトーラスになる 無限次元における神には 自我を生み出すカガミがない

山本太郎の「都債」という奇策を理解しよう

山本太郎の「都債」という奇策を理解しよう 友人の本を借りたら 読んだ後返すのが当たり前だ 借りたものは返すのが常識だ ここには本という 実体があるから当然だけれど 現在通用している国家の通貨には ルールだけで「本」という実体がない これは空売りの…

選択と依存は裏表 200619

選択と依存は裏表 200619 この場合の依存は 切磋琢磨における共生や利他心と異なり 競争社会に付随する執着のことである 全体は自らを意識した時に 無限に広がる部分に分解され 部分はそれ自体が一成る全体のフラクタルでもある 無限なる全てから誰か…

奥行きの子供たち  半田広宣 春井星乃 まきしむ

奥行きの子供たち 半田広宣 春井星乃 まきしむ 初っ端から面白いの連続で引き込まれる映画をツマミに対話調で軽く描かれているけれどその中身はヌーソロジーと言うやたら造語だらけで読みにくい半田さんが打ち立てた宇宙哲学を背景としながらギリシャや日本…

一成る神とは無限球 200608

一成る神とは無限球 200608 この世の全体こそが神であり空なのだろう すべてのモノは有るでもあり無いでもある空であり 相手と出合ってこそ姿を表す素粒子の集いなのだ 唯一神とは自らを映し見る相手という術を持たない 完全無欠にして無色透明の無限…

部分と全体が入れ子になって連鎖する 200608

部分と全体が入れ子になって連鎖する 200608 三次元相対性時空間における 私とあなたは全体の一部同士であることで対等であり あなたは私を映す鏡であって 私はあなたを映す鏡である点において 相対する似て非なるフラクタルな関係にある 例えば一人の…

サピエンス全史上 ユヴァル・ノア・ハラリ 河出書房新社

サピエンス全史上 ユヴァル・ノア・ハラリ 河出書房新社 下から読み始めてたのですが問題なく読めました表紙がグロテクスで幸福とは程遠いと感じながら本を開いてみるとたしかに視点が深くて「下」よりも具体的で面白いしかし帯にある池上彰に堀江貴文の名前…

果てしない状況  200528

果てしない状況 200528 一なる神は全てであるが故に 部分としての自分を確認する術を持たず 今と言う無限を俯瞰することしかできない あなたは一なる抽象の神に代わって 重力場における姿形のある部分に特化し 摩擦を五感で体験する事で得る 具体的な自分の…

瞑想⁉️  200527

瞑想⁉️ 200527 全体感をどれだけ無限へと 導くかという行為のことを瞑想と言う 自分の心や意識や言葉の 透明度を上げていく過程であり それは粒子による重さを持った 顔料を体験して理解してのちに巣立ち より細かく波となった光の色であり チャクラで見る赤…

経済活動  200524

経済活動 200524 人間の目的は それぞれの人生を全うすることであり その手段として衣食住と 選択した冒険を賄う経済活動である これはあらゆる生命体に共通する 大前提でもある 同じように肉体も衣食住の一部であり 人生を維持する手段として存在する 双方…

関さんの森 関啓子 新評論

関さんの森 関啓子 新評論江戸から住み着いて来た千葉県松戸市の自宅に付随した2、1ヘクタールの森と農園と梅林と湧き水のある湿地を保育園などの一般に解放してきたが遺産相続で持ちこたえられず熟慮の末見つけた埼玉県の生態系保護協会が寄付を受け入れて…

不幸と幸福 200523

不幸と幸福 200523 分かりきっているのに わざわざ不幸を選び続けている 有史以来の人間界の愚かさ 親子や兄弟ですら信頼し合えない地獄 嘘と秘密であなたと私を分断して 建前の情で絡めて自らをもたぶらかす こんなパラドックスに迷い込み 不安と恐怖から抜…

存在しえない悪魔  200516

存在しえない悪魔 200516 もし この世に一成る絶対神が存在するなら その神に対立する悪魔やサタンなど いるわけもない もし 悪魔やサタンを語る神がいるならば その神を名乗る存在こそが 成りすましたメフィストフェレスであり ルシファーであり煩悩であり…

損して得取れ  200514

損して得取れ 200514 いがみ合い利己的になって 不安に怯えながら奪い合い 隠し持つ蓄えを増やし続けるのと 補い合って利他的に集う 信頼関係を育てるのと どちらが得なのか愚かなのかと 考えれば 当然信頼による安全な暮らしに 決まっているだろう 意識の深…

言葉の過去性 200511

言葉の過去性 200511 歴史や小説や夢や学問を語る 言葉による表現は相対界に生きる 作者の何らかの都合による憶測と捏造で作り出された 一面的なものに過ぎない 中には自己欺瞞による明らかな嘘で美化されたり 貶められた表現も少なくない 言葉や文字…

大と小 200511

大と小 200511 社会のグローバル化は地域の個性を 尊重した上でのコミュニケーションであるべきだ 全体観は具象的な部分感を中心に据えた 抽象化でなければならない 小が大を創造するのであって 大が小を兼ねてはいけない 人間は臓器や五体あるいは細…

平常心は飽和点 200511

平常心は飽和点 200511 心が八方満遍なく中心に有って無い 空の状態を示す無風のバランス点を 平常心とするならば 何かを求めて何かが意識の登る瞬間に 心は今を離れ自我に溺れ 過去や未来にさまよい出し 客観的な俯瞰状態にある平常心を崩してしまう

勝つことの意味 200506

勝つことの意味 200506 負けることへの不安から逃れるために 嘘をついて相手を騙すことが 勝つことの正体なのだ 誰かが勝てば誰かが負けて不幸になる 誰かを殺すことでのみ生き延びることができるけれど 蹴落とし合う愚かさに気づいたときには蜘蛛の糸…

依存とその代償 200505

依存とその代償 200505 誰かを搾取する支配に依存するには 嘘と秘密を手に入れなければならず 代償として自分の人生に対する選択権を 悪魔に譲り渡さなければならない 依存することで得る搾取と それに対して払う代償の どちらが大きいのか? 搾取は生…

道具としてのランプの精  200504

道具としてのランプの精 200504 自己成長を果たしたAIといえども 命の無いものは 善悪感という条件付きの道具であって 客観性を侵しての自主的な冒険と無縁だ 無条件の表現とか発想には 未知の相手があり 愚かで素直が故の確信による ヒラメキや信頼や希望の…

利己と利他の立ち位置  200501

利己と利他の立ち位置 200501 相手のオーラを最優先にすることを 利他と称し 自我を最優先にすることを利己と言う これは視野の違いでもある 利己は肉体を中心に外を対象として 主観的な依存性と情が強く気まぐれで 自分本位であるのに対し 利他は精神を中心…