死と恐怖 150715

死と恐怖 150715
 
楽観的な人生では
出合うことの選択を愉しみ
別れることを成長への希望とし
悲観的な人生では
部分感に執着して出合いに不安を覚え
別れることに失うものへの恐怖を感じる
 
死もお土産を待つ旅立ちのお見送りであり
目覚めを待つ夢の一時であるとしか
思えない人を今に活きる楽観的な人と呼ぶ
 
それに引き換え悲観的な人は
過去をネグラとし縄張りを活躍の場として
所有の権利を主張し
依存搾取の無い物ねだりに溺れ
奪い合う競争原理に取り憑かれ
勝つことに一生を費やしてしまう