2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

であるとですます 150713

であるとですます 150713 《〜です》調には頭を撫でているような 上から目線を感じてしまうので 最近は《〜である》調で描くことが多い しかしこれも又紋切り型で美しくない かと言っていちいち《思う》とか 《思います》というのもだらだらしていて …

旅の民から定住の民へ 150712

旅の民から定住の民へ 150712 自然界に暮らす生き物は食物連鎖と 多様な出合いによる体験を求めて 大なり小なり流れる冒険の旅で学びながら意識を育ててきた 人間も違うことなく世界中に広がって 一人ひとりの文化と倫理観を心の中に育んできた その中…

民主主義的子育て 150711

民主主義的子育て 150711 生きるための基本的な知識と知恵は 一緒に行動することで積極的に教え育てる 必要もあると思うけれども しかしどう生きるかという意識の問題に関しては 社会的価値観の押し付けで飼い慣らすことなく 自らが視野を広げて出合い…

政教分離と民主主義 150711

政教分離と民主主義 150711 世界中で政教分離ができている国はあるのだろうか 建前だけの国と分離という 発想すらない国ばかりのように見える 盲信を思想として見せ掛けている多いようだし 支配にとって有利な政教一致を捨てて 本音で政教分離をモット…

河童のクゥ6年めの夏休み  原圭一 丸尾みほ 原作=木暮正夫 双葉社

河童のクゥ6年めの夏休み 原圭一 丸尾みほ 原作=木暮正夫 双葉社 DVDで見て以来の出合いで一気に愉しく読めた 思った通り素晴らしい物語だった きっとコウイチが描く高校での劇の中身は 生きる歓びとの出合いについてになるのだろう たった一つ生まれてき…

トラウマという居心地 150708

トラウマという居心地 150708 別名依存症とも言えるトラウマは 心の中心から外れたM性でもありS性ともなり得る いずれも過去でしかない体験を引きずった権利や所有という 狭い澱みにとらわれた怯えであり 即物的に目減りすることへの不安恐怖である 脳…

自由平等の月に来るモノ 150708

自由平等の月に来るモノ 150708 資本主義における建前民主主義から 共生環境における本音の民主主義へと成長するために 自由勝手を更に進めた自主的な自在性と 平等を更に進めたお互いの対等性によって 個々の持つ個性の成長を再優先にすることから始…

崇拝と依存を生む神の要求 150708

崇拝と依存を生む神の要求 150708 選民思想と依存心を生み出す一神崇拝思想が この大自然に流れる今を中心として循環する 調和の真理を曇らせる 社会に媚びる人間の心に保守性という執着から起る 権利意識と依存心と競争心を あたかも真理のごとくに本…

視野の狭い同士の関係 150708

視野の狭い同士の関係 150708 穏便であろうとする反作用を起こすことを 仕掛けられた側の受け身にとっての視野の狭さは 聞く耳を持たないバカとなって 自分に関わる利害だけに執着して心を分散してしまい 分離感を広げることで致命的な体制をつくる そ…

情と愛の関係と伝達 150707

情と愛の関係と伝達 150707 モノで愛を伝えることはできないが 情を恋とか愛という言葉を借りて表現することはできる 愛は内的な思いであって作用を起こす伝えることを 目的としていないどころか むしろ作用と反作用の関係になることを望んでいない 相…

保守性は後天的に身に着ける鎧 150707

保守性は後天的に身に着ける鎧 150707 本来外界の摩擦を知らない産まれ出る前の赤子に へっぴり腰に過去を盾として気負った保守性はない 赤子は胎教にもよるが兎も角素直で前向きに 真新しい日々の出合いを愉しんでいるはずだ 憂いの他に痛みに対する…

ヒカルの碁  ほったゆみ 集英社

ヒカルの碁 ほったゆみ 集英社 碁に《神の一手》があるのだろうか? 陣取りゲームの碁に完全なる神の存在が 秘められているとするならば 戦争にもこの世の真理が隠されているということになり 全ての命を全うさせる一手があることになる この道は過去に依存…

俯瞰の心得=鳥の目になって自分を見る  150706

俯瞰の心得=鳥の目になって自分を見る 150706 他者との出合いを選び距離感を極めるのは 自分を知ることであって 俯瞰の位置を自由自在に操ることでピント合わせを可能にする 視点を高くするほど自分を客観視して自律を目指し 全てを愛することへと向…

スピーチから対話へ  150704

スピーチから対話へ 150704 部分観の事務的大量生産から全体観の個別集中生産へ 支配搾取依の存関係から自律へ向かう調和の関係へ 唯物観から相対観へ 多数決から納得という集合的意識へ 過去に視点をおいた結果主義から出合いの選択へ 利己的善悪観に…

この世は何を求め誰によって創られたのか 150703 問いは答えと共に更なる問いを生み続ける 命をこの世に現したのが神だとすれば その神を創ったのは誰なのだろうか・・・ 私の先祖は誰かと問いアイデンティティーを求めれば 選民意識や依存先を欲しが…

資本主義の本質は唯物思想 150703

資本主義の本質は唯物思想 150703 すべての道はローマに通ず 搾取と支配の関係はイナゴのように依存先を この世の果てまで食いつぶす自転車操業 現状の権利社会はついに新世界秩序を宣言して 隠された一本につながるストローで世界中の生産を 腐ること…

国籍とは割符のこと 150703

国籍とは割符のこと 150703 モノで繋がる縄張り根性に二股は許されないが 同盟国や道州制や連邦国家となれば どのパスポートでもマスターキーの如くに 共通の権利を持つことになり 結果として権利そのものが意味を失うことになる つまり世界国家には国…

作品の誕生 150702

作品の誕生 150702 創造とは出来上がった作品のどこを言うのだろうか 手作りの作品とは何を指してい言うのだろうか 例えば陶器を作る 粘土や薪や火種はどこから手に入れたのか 道具は自分の手で作ったモノなのか その素材はどんなルートによって手に入…

トルコ人のヨーロッパ  内藤正典 明石書店

トルコ人のヨーロッパ 内藤正典 明石書店 産業革命以後のヨーロッパでは出稼ぎ労働者や移民や難民があふれ 多民族的な国家という問題を抱えている アイデンティティーという選民意識と 所有に関する権利思想が強い半面 重労働や汚れ仕事を移民で賄おうという…

真っ只中と外側 150701

真っ只中と外側 150701 今に在ることと今を知ろうとすることの違い 今に在る事は心満たされた恍惚状態にあること 今を知ろうとすることは 意識を心の外に置いて過去を得ようとすること 山に在って山を見ることはできない 山が欲しければ見える外で捕ま…

安心の根拠とアイデンティティー  150702

安心の根拠とアイデンティティー 150702 やることを探せない・目標が見えない・目的を見失った 対立した外圧に阻まれた・今の行動を選ぶ自信がないなどなど 心に隙間ができた時に拠り所となる杖としての安心が欲しい 自分で選択できない時の頼りになる…

社会における再分配のあり方  150701

社会における再分配のあり方 150701 個別の援助への判断は難しい 誰が判断するのか? どんな秩序をもたせるのか? 皆の納得を得るためには何が必要なのか? よほど視野が広く意識の深い全体観を持っていない限り あるいは全員がお互いを無条件に愛して…

法は差別支配の道具  150701

法は差別支配の道具 150701 多数決という力尽くの権利獲得競争で 対等で自在な民主主義を全うすることはできない あくまでも自主的な参加者の全員の総意をもって 一人として縛られることのない対等で自在な暮らしを 創りだして行くことである 生産やそ…

民主主義と組織化問題  150701

民主主義と組織化問題 150701 本気で民主主義を追求するならば 縄張りを組織化していくことと逆行することになる 個々の自在性とお互いの対等性を求めれば シナヤカな集いへと向かうことになり 社会的価値観やな権利意識や競争原理や 善悪観や形式や道…