2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

続元始女性は太陽であった 平塚らいてう 大月書店

続元始女性は太陽であった 平塚らいてう 大月書店 戦後ということで馴染み深い内容に出合い らいてうさんも案外遠いい人でもないことを実感する 男女平等に非武装非戦を宣言する新しい憲法を得て 未来永劫の平和を実現するための具体的な方法を知ろうと 模索…

草の根という民意 150416

草の根という民意 150416 全ての時代は民意によって動きだす 民の総意ほど強いものはないが まとめるのは至難の業 かと思えば見えない者には予告もなく 大ブレークを起こすこともあるし それがパニックであることもしばしば 素直という客観性で 民意の…

目的とプロセス 150417

目的とプロセス 150417 意識の状態に合わせて 目的は選ばれ成長によって変化を続けていく 生命は何らかを求めて 今という出合いを選択することで その時点で目指す目的に向かって踏み出す ある時は不安にかられて目先にある手段を 目的と勘違いして過…

草の根という民意 150416

草の根という民意 150416 全ての時代は民意によって動きだす 民の総意ほど強いものはないが まとめるのは至難の業 かと思えば見えない者には予告もなく 大ブレークを起こすこともあるし それがパニックであることもしばしば 素直という客観性で 民意の…

元始女性は太陽であった 下 平塚らいてう

元始女性は太陽であった 下 平塚らいてう 母性性でなく女性そのものを太陽としているところに 無理が起るのは当然だと思う 何故自伝にこだわったのか不思議なものを感じるが とは言っても兎も角嘘と秘密のない赤裸々な自伝である 社会に媚びることなくむしろ…

男女性と父母性 150416

男女性と父母性 150416 外向的男性性と内向的女性性は共に肉体に関わる 物質上のもので 集中的父性性と拡散的母性性は心に関わる 意識上のものであろう この四つの違いを理解しておくことは 各自の人生や集うことにおいて重要な事である 物質性は肉体…

法というルールは手段で原則を必要とする 150416

法というルールは手段で原則を必要とする 150416 集う規模によって何らかのルールを必要とするかもしれない しかし自らに対しても相手に対しても第三者に対しても 対等性と自由自在性を損なうものは できるだけ少なくするにこしたことがない ルールは…

科学たるべき本質とは何か 150415

科学たるべき本質とは何か 150415 見えたものしか見ない 過去の権利に執着する知識優先の科学は もはや科学の仮面を被る新興宗教だ 未知のものを今の時点で分からないと言えずに 権威に酔って否定することは 事実を探り続けるべき科学の本質を見失って…

飽和も蟻の一穴から 150415

飽和も蟻の一穴から 150415 100匹目の猿でも証明されたけれど 何事も蟻の一穴から始まり 飽和という一線を越える時に 大きな流れが起るものだ この変化の一瞬前までは表面化せずに 潜在的エネルギーとして圧縮されて 五感という知識の外に蓄えられ…

《自己主張》って神のお告げか? 150415

《自己主張》って神のお告げか? 150415 何時の世も権力機構はハナから責任の取れない嘘の 自画自賛の自己主張で 民衆の信頼と依存心を勝ち取ってきた 過剰な宣伝広告が巷に溢れ マスコミもマスメディアも権力に飲み込まれてしまった 今や情報と金融を…

民主主義を本音とするなら 150413

民主主義を本音とするなら 150413 各自が自律しながらつながる切磋琢磨の集いに 参加するお互いが対等で自在である環境こそを 共生関係にある民主主義のあるべき姿と言うのだろう だとすれば規模に応じて参加者の総意を実行に移すための 事務管理役を…

MAPS ミジェリンスカ&ミジェリンスキ 徳間

MAPS ミジェリンスカ&ミジェリンスキ 徳間 作者の背景などの説明は帯に書かれているだけで 本体には最後の国旗のページに奥付が有るだけで 説明らしきものはありません 手書きの世界地図(絵図)に104の地域が選ばれて その民族的文化に歴史や産物や動植…

布のちから 田中優子 朝日

布のちから 田中優子 朝日 布に関する本でありながら 人間との関わりを中心にした研究は少ないだろう 歴史を動かしてきた物質経済と物流の中での 布の役割は文化におさまれず 文明に政治や戦争に関与し計り知れないものがある この本ではマハトマ・ガンディ…

グローバリゼーションの中の江戸 田中優子 岩波

グローバリゼーションの中の江戸 田中優子 岩波 岩波ジュニアー文庫という洗脳教科書では 見ることのできない角度から 若者に向けた世界史の中のニホンを浮き彫りにする 特に《鎖国》と呼ばれている江戸前後を解剖する 鎖国はむしろ江戸以前であって 江戸は…

部分という凸凹 150410

部分という凸凹 150410 凸と凹が重なれば擬似的全体をつくる そこに全体と似ている偽物を見ることができる 無限なる全体とは完璧なるが故に 一成るものとなり主体も客体もなく 陰も動きも自分すらも在り得ない混沌であり 《無》であり《空》なのだろう…

所有権と棲み分け意識 150410

所有権と棲み分け意識 150410 自分という範疇は何処からどこまでなのか? あなたと私は何処で別れ何処でつながっているのか? テリトリーは縄を張って旗を立てた所有という権利なのか それとも棲み分けという借り物なのか 生きるための衣食住を権利だ…

未消化の民主主義 150409

未消化の民主主義 150409 まだ熟していない視野の狭い利己的意識状態に 知識だけの民主主義を アテガイブチに接ぎ木しても水揚げしない 民主主義の公務は母性性に満ちた ボランティア仕事でなければならないし すべての参加者がオンブニダッコではなく…

集うことの意味 150409

集うことの意味 150409 この世の摩擦界に産まれることを集うという 集いからハグレた天涯孤独には 全体観もなく冒険も発見も意味を成さない 出合いや相対というパラドキシカルな関係性を持つことで 選ぶという日々の冒険を遊び愉しむことができる 集い…

にわか霞 150409

にわか霞 150409 見渡すかぎりの明るい視界に満たされた旅の中で にわかに湧き出す霞に包まれ集合意識との回線も切れたのか 心という羅針盤がかすむ これも一つの踊り場なのかもしれない 足場も揺らぎ手綱もなくし 丹田の座りの悪い時にはその居心地の…

集うための仕事 150408

集うための仕事 150408 公務はボランティア仕事でなければならないし 公務を仲間の誰かに委託するとしても 市民が自らの手で管理だけはしなければならない それをサボレば自分の自律という仕事までも 権限として委託してしまうことになって 自由勝手気…

一生愉しめる仕事 150408 仕事とは五感の届く限りの環境と対面して 今の自分から逃げずに 活かすという暮らしの全てを満喫すること この世の人生は相対性時空間における 有限的情の環境に存在することで 無限なる愛とか慈悲をどれだけ具現化して 視野…

グローバルというお化粧 150409

グローバルというお化粧 150409 視野を広くして嘘や秘密のない地産地消を中心としながら シナヤカに融通し合うことで意識を深め トーラスな循環による共存共栄をして行くことが グローバルの本質であって 他の地域が持つ自然環境や人間の地域性を無視…

仮想空間と混線 150406

仮想空間と混線 150406 夢を描いているせいか 仮想空間に現実の世界が入り込み ふと何かをスッポカシタのかと 背中に緊張が走ったりする かと思えば今起きていることを 他人ごとのように 遠くから眺めていることもある ぼけているわけでもないだろうに…

程よい距離感 150406

程よい距離感 150406 輪になっている両極をイメージできるまで 自分から距離を取って俯瞰し続けることで 何一つ不必要なモノなど無いというこの世の原点が 立体的時空として見えてくる これが相対するもの同士の調和という 関係性なのだろう

元始、女性は太陽であった 上 平塚らいてう 大月書店

元始、女性は太陽であった 上 平塚らいてう 大月書店 実に天晴な人生だと思う 本人による自伝ということだけれど 文章というものにはその人柄がにじむものだと思う 日経の「わたしの履歴書」が有名だけれども この手の物は読むに耐えない背伸びと嘘の内容ば…

未来のための江戸学 田中優子 小学館

未来のための江戸学 田中優子 小学館 未来を奪い合う金融と過去を引きずる執着と権利による 右肩上がりのみの競争という暴力社会でなく 循環のプロセスを大事にする全ての部分の それぞれが創る価値観を磨きだす その教科書として江戸の内需中心の循環思想と…