《自己主張》って神のお告げか? 150415

《自己主張》って神のお告げか? 150415
 
何時の世も権力機構はハナから責任の取れない嘘の
自画自賛の自己主張で
民衆の信頼と依存心を勝ち取ってきた
 
過剰な宣伝広告が巷に溢れ
マスコミもマスメディアも権力に飲み込まれてしまった
今や情報と金融を操る者がおごり高ぶり
神に成り済まして自然界諸共世界を食いつぶし
自らの足場さえなくそうとしている
 
本来無限という全能なる神は
現世と調和の距離感を保ちながら
相対なる時空間の成長を待つ喜びに満ちた存在だった筈だ
 
誰しも本心では相対関係を見失った
自己宣伝である自己評価やプレゼンテーションや
上から目線のパターナリズムに恥ずかしさを持っているだろう
 
それが余剰生産物を得た後に起きたパニックに落ち込んで
過去への依存心が循環型の自然界を無視して
人間の心を膨張へと追い立て権利競争原理による
限りのない中央集権国家を生み出した
 
こうして心を忘れたカナリアは物質的幸福論を打ち上げ
世間を依存搾取支配の関係に引きずり込んだ
正にこの世を創造し直す勢いで恐怖に満ちた
成長あるのみの共食いという自転車操業を始めたのだ
 
本来の循環型連鎖の自然界は調和による冒険と真理の発見の
ロマンに満ちて美しい
このあるがままでありながら切磋琢磨して成長し続ける
意識の美に押し付けがましく背伸びした主張はない
そこには自尊心ヤリガイなどを超えて
全体観と部分の連鎖をベースとしたトーラスで
永遠なる意識の成長を愉しむ満たされた心があるのみ
 
この個々と言う部分による意識の成長こそが
全体なる集合意識を育て不思議なパラドックを起こして
姿のない無限を形のある現象界から覗き見る事を可能にする