目的とプロセス 150417

目的とプロセス 150417
 
意識の状態に合わせて
目的は選ばれ成長によって変化を続けていく
生命は何らかを求めて
今という出合いを選択することで
その時点で目指す目的に向かって踏み出す
 
ある時は不安にかられて目先にある手段を
目的と勘違いして過去に依存し
権利に逃げ込み
搾取することに生き甲斐を持つこともあるが
 
いずれにしろその経験から得た知識を
咀嚼して意識に育てていくことが目的である
次の方向を見付け出した出合いで変化し
何らかの成長を遂げては過去として脱ぎ捨てていく
 
大事なのは結果と過程が入れ子になった変化を
愉しめる客観的な姿勢を保ち
目的と手段の関係をわきまえた冒険をして
真理に関する発見によって意識を深め
自分を俯瞰することで視野を広くして行くことだ
 
人生を結果で語れば損得の手段に溺れる運命論になり
プロセスで語れば目的を持って明かりを目指す冒険になる
 
当然愉しく喜びに満たされるのは
未知なる発見を可能にする見晴らしのいい冒険である
苦しい不幸に飲み込まれてしまうのは
依存心に落ち込み自らを放棄して
過去への執着で過ごす運命論に甘んじ
権利獲得の競争に明け暮れてしまうことである