扉のむこうの物語 岡田淳 理論社
並行宇宙の次元がねじれて
異次元に入り込むというようなお話
小6の生徒が自分で設定するという
自由宿題で
主人公は物語を書こうと思い立つが
何故か物語のなかに入り込んでう劇中劇
戻れなくなるという冒険SF推理小説へと
発展していしまう
彼が挑んだ作品はあまりにも立派すぎて
大人がついて行けない程に目一杯複雑怪奇で
子供たちの思考回路も大人顔負けである
字も小さく395ページという大長編でもある
大人が読むよどれのない童話という感じである
ただ惜しいことに最後のオチとなる
一酸化炭素中毒については
火鉢が出てきた伏線の所で気付いてしまったけれど