可能性という無限に対する答え 151202

可能性という無限に対する答え 151202
 
無限とは一成る完璧な混沌状態であるリアリティーを
求めるパラドキシカルな道中であり
可能性を秘めた冒険の旅のことである
その目指す方向は永遠なる相対性時空間という場における
生命の多様な現象にあるのだろう
 
この無限空間を姿形として五感でとらえることを夢見ているのが
分析を手段として部分性を追い求める西洋科学であり
全体を丸ごと理解しようと現象界を遠く下界において
俯瞰することで確認してきたのが東洋的な学問なのだろう
 
どうやら無限を知り尽くすには意識を磨きこんで
全体と部分の関係を感じながらその現象という構成部分を
一つ一つ引き寄せてディテールを解明するために
対立している西と東の両極を調和の関係に持ち込み
パラドキシカルな二点を中心とする方法で立体的に知ろうとする
カルワザのような二足のわらじを履く必要がありそうである