政教分離と民主主義 150711
政教分離と民主主義 150711
世界中で政教分離ができている国はあるのだろうか
建前だけの国と分離という
発想すらない国ばかりのように見える
盲信を思想として見せ掛けている多いようだし
支配にとって有利な政教一致を捨てて
本音で政教分離をモットーとしている所はなさそうだ
民主主義を本気で追求していこうとするならば
その政治は必要最低限であるべきだし
個人の単位で参加するものでなければならない
利害の関係に執着すれば縄張りという
組織を中心にした依存と搾取に縛られることになる
権力闘争から卒業できずに
参加者皆の幸福を創造するための民主主義を達成できない
政教分離どころか政治を官僚という組織に委ねてしまうと
徒党を組んだ者達が支配する搾取とイジメを
受け入れた関係にしかならない
それが合法的戦争という名に隠れたイジメの本質である
もしも全員の幸福を望むならば権利社会から卒業するために
建前の政教分離や民主主義の怖さを認識する必要がある
調和による民主主義の実現は唯一
自律を目指す個々の広い視野と意識によって生むことができる
棲み分けという全てを対等にシェアすることで可能となるが
分裂した対立による民主主義の看板は
不協和音を内在することで自分を犠牲にしながら
強欲からなる資本主義を守るという
堂々巡りに陥った地獄の矛盾を抱えることになる
自分を俯瞰して気付くことでのみ
この地獄から抜け出せるだろう