アイデンティティと母語  220103

 
言語は個々人の魂と
相手となる社会をつなぐ摩擦界での
重要な道具の一つであると同時に
相対する自分と相手を
姿形として認識する為にも
母語は要となる大切な手段である
 
アイデンティティを形成する上で
生まれ育つ風景と同じに
そこで聞き覚えた方言を土台とした
言葉こそがそれぞれの個性を育み
日々の暮らしで自己表現をするために
最も大事な要素となる筈だ
 
その表現活動の中で
多様な諸外国の言葉にも触れて
広く深く切磋琢磨する事で無限に広がる
歴史や倫理観などにも造詣を深め
視野を深めて魂を研ぎ澄ますことが
刻々と歩む人生の目的となるのだらう