神と悪魔  211202

神と悪魔  211202
 
壱なる無限の神は
無数の有限なる悪魔を鏡として
裏返しの相対関係に我が身を見る
この三次元時空間の摩擦界では
大真面目に競争原理という
茶番劇に酔いしれて
神の分身たちが演じている
 
無色透明で姿なき真球の神は
歪むことで姿形を表し
自らと真逆の囚われ人を見ることで
己の姿を垣間見ることができる
万能なる神が編み出した
この世は我が身を映すための
苦肉の策なのである
 
この住処は無限のあの世でもあり
有って無い
囲われた有限のこの世でもある