『選挙制度の抜本的な改革案』

選挙制度の抜本的な改革案』

 

間接民主主義の基本である「選挙」
一人一票という二択的な選択による現状で
利権者による多くの矛盾を生み出されている
そこで考えられたのが
二次的投票システム「クアドラティック・ボーティング(Quadratic Voting)である
これは『RADICAL MARKETS』2018年エリック・ボスナーとグレン・ワイルによって世に出たシステムである
この制度において
有権者は各自が99ポイントを持ち
投票に際しては一票につき2乗のポイントを消費する
つまり一人に1票を投票する場合は1ポイントを消費するが
同一対象に複数票を投じることもできる
例えば最高の9票を投じるならば、その二乗9×9で81のポイントが消費される
しかし99ポイントしかないので全部を一人に投票できない
最大でも9票止まりとなり残り18ポイントについては棄権するか
別の候補を選ぶことになる
ポイントを無駄にしないためには最低でも四人を選ぶことになる
最大では99人に投票できる
このデジタル投票システムによって
透明化による不正な行為を減らすことができる
現状の比例代表などの極端な政党政治を抑えることができる
投票の結果が具体的に見えるので個々の参加意識が向上する
このシステムの導入は
既得権益を得ている者達によって邪魔されることだろうが
すでに台湾で導入が始まっているらしい