2021-02-18 破門の哲学 清水礼子 みすず書房 破門の哲学 清水礼子 みすず書房政治と宗教の癒着によって翻弄されてきたユダヤ人として生まれ親の代からのイエズス会の社会に飽き足らず独学で学んだモーゼ五書に憧れポルトガルから見ず知らずのオランダに脱出をはかるが希望とは裏腹の権力社会に受け入れられず破門という村八分の苦悩と自殺を体験した16世紀の哲学者スピノザによって打つ出された哲学神と宗教組織の間で苦悩したスピノザの生涯とその哲学