ドラッカーと論語 安冨歩 東洋経済新報社

ドラッカー論語 安冨歩 東洋経済新報社

 

孔子論語は暮らしの中で少々染み込んではいたけれど

ピーターFドラッカーによる「マネージメント」の提唱も

岩崎夏海の「もしドラ」も知らずにこの本を読みだしたので

最初の二ページを読むまでちんぷんかんぷんだった

 

マネージメント《徳治》武力によらず徳を持って目指す政治

           目的を定めた行為

マーケティング《知己》己と相手を知ることでニーズを生みだすコミュニケーン 

イノベーション《学習》手段としての経済を支える生産組織や制度と市場や製品の開発

           シェアはイノベーションを起こさない

           

ポスト資本主義は組織を解体するための組織

機械化の危険性・ブラック企業の小人化・情報を握る者・関所の消滅とコミュニケーション

P2P・企業とNPO

 

常識人の常識を守りつつその標識を揺るがす・賞味期限の切れた真筆なドラッカー

intrgrity of characterは真筆さや誠実さでなく

人格の統合=人として一貫性が有る=仁(歪められてブレることのない人格)

立場主義の日本では人格を省いた真筆さと言う誤訳があったからこそ

ドラッカー思想が受け入れられたのだと安冨さんは言う(p238)