愛国心という騙し文句 160620

愛国心という騙し文句 160620
 
針を隠し持った《愛》という言葉の甘い餌は
口説きの常套手段
釣った魚に餌を与えないのも依存心の常識
 
国という組織は縄張りと同じで
群れることで仲間の誰かを犠牲にして
後ろ向きにエゴを守る手段であり道具ともする
これを利権にまみれた全体主義とか独裁という
 
信頼で成り立つ民主主義を追求すれば
組織という壁を必要としなくなり
ネット上に広がるシナヤカな出合いと変化で
視野を広げ意識を深くする選択の連続となる
この冒険には嘘や秘密の必要もないし
相対する愛と情・和光と光・全体と部分・空と無
五分五分の関係を発見する喜びに満ち満ちている
 
愛国心の愛とは建前で本音は有限の情のこと
過去に囚われた権利欲のことである
信頼と調和という人と集いの関係を逆手に取った
依存症に始まり搾取支配へとつながる
外目線の強欲という名の重い病
それが愛国心と言う罠を乱用したがる