鎖国の意味 170916

鎖国の意味 170916
 
新世界秩序を推し進めている国際金融支配組織を目論む
物質至上主義に閉じ籠もる者達と
同じ土俵に登らない事を宣言したのが
独自の精神的自律を重んじる《鎖国政策》である
これは後のアメリカンドリームに浮かれた
モンロー主義とも違う自主独立を守る防衛策だったのである
 
一見丸腰の宣教師という一神教イエズス会
トロイの木馬とする物欲と血に飢えたグローバリストたちと
一線を画しながらも
その暴力的侵略に対処するべく情報収集していたのが
信長以来明治まで続く300年を持ち堪えた徳川政府である
 
黒船前後でココゾと物欲に走った長州が
英米の手先となって薩摩を取り込み尊皇攘夷を建前に
開国することで無血による大政奉還を目指す土佐と縁を切り
アメリカの南北戦争で余った武器を買い込み
武力で新政府を独占せんが為に傀儡政府を独り占めしたのが
維新の名を借りた軍国独裁国家である
 
義務教育で政府に都合よく書き換えた日本史によって
神武天皇始め都合の悪い事実をことごとく葬ったのである
そこには現日本国憲法に勝るとも劣らないほどの
立憲主義を唱えて徳川政府を始め薩摩・越前に建白し
内戦を避けた開国を目指して奔走して
利己的な専制支配を目論む大久保利通西郷隆盛に恐れられ
暗殺された上田藩士の赤松小三郎や
会津山本覚馬や土佐の山内容堂や長州の佐久間象山の実像は
消し去られたのである