白鳥の湖 チャイコフスキー 華麗なるバレエ

白鳥の湖 チャイコフスキー 華麗なるバレエ
 
115分 1990年 キーロフ・バレエ
確かに華麗なバレエで素晴らしいけれど
対象的で豪快なボリショイ・バレエでも見たいと思う
 
白鳥を黒鳥の一人二役で二時間に渡る舞台をこなすには
余程の体力が必要だと思う
主役の二人は殆ど出ずっぱり
ベテランの脇役が支えているにしてもたいへんな事だろう
 
元々は白鳥が死んでしまう悲劇だった筈だけれど
このバージョンでは見せ場であった瀕死の白鳥の死の場面がなく
呪いをかけた悪魔の方が滅びるという結末だ
 
抽象性の強い東の果てにある列島ニホンの舞台に比べて
小道具を多用するのが西洋の舞台だと言えると思うけれど
何故両手に酒の杯を持って踊る場面が多用されているのか
今ひとつ理解できない