アンドレア・シェニエ ジョルダーノ 魅惑のオペラ
 
イタリアオペラ 127分
1896年の初演
初めて存在を知り触れたオペラ
フランス革命を舞台とする恋物語
恋というよりも嫉妬を乗りこれた愛を
描こうとしたのかもしれない
 
貴族の令嬢とその傭兵であり詩人である恋人と
貴族の召使として生まれて令嬢と幼馴染であり
革命に身を投じて政府の要人となる恋敵でもあり
横恋慕と愛に揺れる心の試練を経て
銃殺刑になる詩人を追おうとする令嬢の意思を汲み
さらには二人の命を救うことに身を挺して奔走する
令嬢の付き人と元召使の二人
綺麗な人間模様を描き出す
 
小劇場と開放的な民族性からか
舞台と客席が一体となった熱狂的なやり取りが
見ていて気持ちいい