2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

想念観察 150114

想念観察 150114 相互作用を起こさないように 忍者を見習い自分の殺気を消して 流れ続ける想念を自然観察することだというが 瞬間を流れる想念を瞬間に読み取って 瞬間に捨て続けるなど出来ない相談である 具体的な観察の方法で言うならば 集合意識か…

無から有の意味 150114

無から有の意味 150114 あの世という無限意識もこの世という有限物質も お互いに分離した状態で自覚することはできないし その状態をイメージすることも不可能である それを可能にできるのが唯一あなたと私が 相互作用する相対性時空間という バーチャ…

設計とは利己的な行為 150114

設計とは利己的な行為 150114 言ってみれば過去における計画通りに実施することは現実逃避 あるいは未来を騙りその過去の思いを そのまま未来に押し付ける搾取行為 設計とは創造という冒険で発見を得る今の思いを形にして 確認する作業を放棄している…

生き方の自由自在性 150114

生き方の自由自在性 150114 社会環境が目指すものは お互いの自由自在性を補い合うことに尽きる 本人が自分の意志によって生きるために必要な物資の全てを 可能な限り補い合おうとすることが集うことの意味であり 自己の自律もそれ自身人生の目的であ…

夢と現実の架け橋 150114

夢と現実の架け橋 150114 夢の中の物語で交わす会話を 夢の中で取り上げて現実の摩擦世界に 届けよとする一連の行為 夢の中にいる意識体が肉体に戻る際に お見上げを載せる荷車を同行できる橋を架ける 眠さと使命感とのせめぎ合いで 使命感が押し切れ…

利己心という部分愛の矛盾 150114

利己心という部分愛の矛盾 150114 二匹の蛇がシッポを飲み込み合えば最終的に自滅へとつながる 利己心とは相対する自分が映っている鏡を 餌として飲み込んでしまう一方通行の無理心中でしかない 愛は相互作用を含む合せ鏡のように無限に広がるのであっ…

自問自答と自己主張 150114

自問自答と自己主張 150114 常に開かれて相補的な自問自答の内なる環境と 常に閉ざされて一方的な縄張りの段階ごとに 内と外があり利害関係を引きずる自己主張 来る者拒まず去る者追わずを維持するには どんな脅しにも見せ掛けの餌にも揺るがない 視野…

運めうという偶然論 150114

運めうという偶然論 150114 理解不能な状態を無知と呼ぶのだと思う 人間は愚かにもこの無知という状況を 偶然とか運命という言葉で濁し 馬鹿の上塗りをしたがる 素直に言えば「今のところ情報不足も手伝って この件に関して判断できないのです」と言う…

流れの中の流れ 150114

流れの中の流れ 150114 大自然という大きな流れと入れ子になって自分を中心とする 部分の流れが順繰りに数知れずあるのがこの世だ 金太郎飴のように相対性時空間のどこで切ってみても 見えてくるのは同じように入れ子になって その場その時を自主的に…

眠れる遺伝子進化論 四方哲也 講談社

眠れる遺伝子進化論 四方哲也 講談社 かつて生態学者の今西錦司がネイチャーで発表した 進化のメカニズムとして「種は別れるべくして別れる」 と述べたそうだが 残念ながら観察以外の具体的な証拠を示すことができず 欧米のネオダーウィニストたちの利害に弾…

力尽くの法律と自律による自主性 150114

力尽くの法律と自律による自主性 150114 法社会は上下関係でしかなく 良くても悪くても例え民主と呼ぼうとも どこまでいっても支配者や指導者による力尽くの 他力と依存心に頼り自律を阻む法でしかない 見掛けの安全地帯に甘んじていようがイマイが 圧…

向かい合う相手とどう付き合うか 150112

向かい合う相手とどう付き合うか 150112 生命が集うのはお互いの成長を目的とする手段だとして どんな方法を選ぶべきなのか 要求するのか従うのか対等に向き合うのか 「補い合う」ことで双方共に 自然の何たるかを目指すのか? 相手を監視して「注意を…

衣食住は心で分け合うモノ 150111

衣食住は心で分け合うモノ 150111 暮らしの土台である衣食住は 権利を主張し合って奪い合うものではない 各々が自律した人生の一瞬一瞬を自在に選ぶ 五分五分の冒険の中で切磋琢磨して 真理の発見と意識の成長と集合意識との遣り取りを確保するために …

弱肉強食と対等分配 150110

弱肉強食と対等分配 150110 自然界は食物連鎖の調和で成り立っており 人間だけが知識を得たが故に弱肉強食へと群がり 早い者勝ちの過去に対する権利を主張し 縄張りによる競争原理を打ち立てた 社会的価値観による上下関係に甘んじて 心が折れている弱…

進化論に疑問あり リチャードミルトン 心交社

進化論に疑問あり リチャードミルトン 心交社 進化論こそが支配層にとって都合の良い理論であり 市民を権利依存による「競争社会」へと 追い込んだシロモノだということだ この本には出だしから惹きつけられるが 本当に面白いのは後半である 生物学にとどま…

進化論の変化 150106

進化論の変化 150106 ダーウインの弱肉強食論から今西の共生関係へと 長い時間を掛けて視点を移しつつある ダーウィンが「種の起源」を1859年に著し進化論を説いた 生存に適した生物が競争に勝ち抜いて子孫を残すのだと言う その後1949年に今西錦…

生物は体のかたちを自分で決める ジョン・スミス 新潮社

生物は体のかたちを自分で決める ジョン・スミス 新潮社 「進化論の現在」ということで読み始めたものの 歯切れが悪くて読みにくい文で集中力を要した だからこそ紆余曲折の思考中の流れが見えて面白いとも言える メンデルを源とする 一個の卵が複雑に分化し…

跳びはねる思考 東田直樹 イースト・プレス

跳びはねる思考 東田直樹 イースト・プレス 東田さんが22歳になってまとめたエッセイ集です 言葉の端々に新鮮さを感じます 「毎日の生活の中で重要なことは注意された今日とは違う明日が来ることを信じ続けることです。明日に希望を求めるのではなく、今日…

進化論を拒む人々 鵜浦裕 勁草書房

進化論を拒む人々 鵜浦裕 勁草書房 アメリカにおける宗教対科学の話で 国家と宗教の分離原則と民族文化の多様性の尊重から 公立学校の授業に宗教の持ち込みを禁止している にも関わらず創造論運動が必要に教育会に働き掛けているという 法律の矛盾を突きなが…

生きると言う仕事に対するスタンス 150106

生きると言う仕事に対するスタンス 150106 集う中で大事なのは棲み分けという自己コントロール お互いが成長するための切磋琢磨には大いに関心がありますので 叩き台の提示と今を徹する嘘のない対等な議論には 喜んで参加できますが 上下という時空を…

テリトリーとオーラの認識 150106

テリトリーとオーラの認識 150106 パニックや躁うつや人嫌いを卒業するには 集う中での自律心と依存心を混同してしまい 自己の認識が弱くなることで過去にさかのぼり 責任と義務を相手に転化し 依存心と連動させてしまう それは免疫力が弱くなる事と同…

嫉妬という不幸 150106

嫉妬という不幸 150106 対立は過去を起点とする未来への権利意識から 発生する不信感であり そこから起こる競争原理に基づく物欲や所有欲や独占欲の 一つが嫉妬であろうか つまり全ての不幸は有り余るほどの過剰である歪みが その所有という有限観から…

野生の思考 クロードストロース みすず書房

野生の思考 クロードストロース みすず書房 人間には知識による構造的思考と 体験による感覚的思考があるのだという つまり知識の視野の狭いディテール中心の考え方と 心のおもむく直感を中心とする野性的な考え方の2つに分けて この世を観察しているのだろ…

さもしい心がモタラスモノ 150104

さもしい心がモタラスモノ 150104 不安恐怖の源は共食いで 消費するばかりのさもしい心 飛んで火に入る夏の虫

無限的合理性を目指して 150104

無限的合理性を目指して 150104 物的合理の矛盾を空回りの有限的ケチと言うのだろう 限りない意識の成長を目指し 損得のない無限的ケチをいとおしんでいる 今に在ることを目的として活きる愉しみを 見つけたいと思う アキラメでもなく仕方なくでもなく…

祈りの極意 150104

祈りの極意 150104 人生逃げ水の何たるかを見つけ出すこと 気が付けば手が届くようで届かない 祈りという目的を探し求め 手段を尽くし続けて戯れている 胸が痛み疲れてはワズカな踊り場に休み 休んでは嬉々として石ころだらけの仕事に打ち込んで 遊び…

障害のある子って、どんな気持ち 座間キャラバン隊 ぶどう社

障害のある子って、どんな気持ち 座間キャラバン隊 ぶどう社 自閉症・知的障害・ダウン症などの子供を持った親たちの集まりで 小数派を知らない多数派の人達にも障害者の実態と気持ちを 知ってもらうために始めた公演会を企画する集いです 親にとっても突然…

ユンタのゆっくり成長記 たちばなかおる 双葉社

ユンタのゆっくり成長記 たちばなかおる 双葉社 初めての赤ちゃんが産まれて抱っこしてから おっぱいを吸えないほどに元気の無いことに気付いてから 息が浅いという理由でNICUに入院となって3週間後に ダウン症と判明 その時の驚きと不安の中から親子三人の…

この世の一幕 150102

この世の一幕 150102 この世もあの世も トイレも風呂もベットも行動も思考も 相対性時空間の一コマ 悟りは気付くことで 無も空も愛も美も意識状態の一つで 一瞬というバランス点に在ること 無限に向き合う有限に結果などなく 全ては息づく流れの波と循…

2015年元旦!今年の抱負

2015年元旦!今年の抱負 我が家もなにはともあれ家族全員三世代が揃って 新年を明け方から降る雪で迎えました しかしこの寒空を衣食住に震えながら行政に追い立てられ 日々を迎えている野宿者たちが都会に増え続けています その一方では縄張り争いに怯え…