◎相対投票選挙システムの提案 170524

◎相対投票選挙システムの提案 170524
 
立候補あるいは推薦による選択の投票方法を
人気投票と不人気投票の二本立てにして
プラス側の投票数からマナス側の数を差し引くことで
担当者を決めれば
より日当たりの良い正当な人事を行うことができる筈
 
現状の選挙制度は民主制を建前とし
実質的に阻止し専制政治を本音としている
この選挙制度を変更することで
高い市民の社会参加を可能にできれば
多数決選挙においても市民の主権と民主政治を
かなりの部分で改善して取り戻せるだろう
 
それには各自が持つ一票の全てを
有効に反映しなければならない
そのためには
選挙する対象に推薦したい人がいなければならない
従って投票に値する人が居ない場合に対する制度も
確立しておく必要がある
その方法として拒否権の行使を盛り込む方法がある
 
まず推薦したい人が居れば最善と思える人に投票する
もし適任者と思える人が居ない場合にも
一票を無駄にすることなく
最も不適任と思える人にマイナスの投票をすることで
全ての票を有効にすることができる
つまり投票の意味を100%発揮する制度にすることで
すべての人が自主的に社会参加できる社会を可能にできる
 
投票率を高めることは既存の社会を利権として
依存している保守陣営にとって既得権を失うことに繋がるから
議会その他で大きな抵抗を示すだろう
しかし国民の支持が大きければ
彼らマス陣営のマスコミもメディアも行政も政府も司法も
彼らの弱肉強食論からして強い立場にある連帯した民意に
従わざるを得なくなるはずである
 
 

男と女から父性と母性に 170523

男と女から父性と母性に 170523
 
部分性を発揮する男は生きるという摩擦の中で
内面に持つ全体観を目指す父性性を育み
同じように
部分性を受け持つ女も生きるという摩擦の中で
内に秘めた全体観を担う母性性に目覚めていく
 
誰しもが今という未知に対する前向きな好奇心と
後向きの不安恐怖にはさまれ
自主性と依存性のどちらを選ぶかによって
視野の狭い部分にしがみついているか
より視野の広い全体観に旅立つかが決まる
 
もしも後向きに逃げ込むことを選ぶならば
比較競争の善悪感や損得感に心を奪われた不幸に
根ざすことになる
 
あるいは前向きの冒険に踏み切るならば
マイペースの距離感でしなやかにつながる調和の関係を
見つけて相乗効果という幸福に満たされることになる
 
物欲という部分感に終わりが無いのに対して
全体観による精神的な意識はどんな状況に出会おうが
幸福感に隙間なく満たされている故に
常に物欲を俯瞰する距離にあり
心の揺らぐこともない

信頼のバックボーン 170523

信頼のバックボーン 170523
 
考え方も好みも生き方も違う人間同士は
集うという冒険で自分の凸凹を補い
切磋琢磨して相手から学ぶことで
自分が持つ部分性と全体性のあり方を
それぞれのペースで発見していく
 
このとき自分と似て非なる相手を否定してしまえば
集うこと自体が自分の育てた全体観を
破壊してしまうことになる
そのぶん部分同士の摩擦だけが増大して
不満というシコリになって
相手を非難したつもりが
鏡に映る自分を攻めるという一人相撲になる
 
信頼とは相手に求める他力である依存心と違い
目線の方向が自分の内面に向かって
開かれた状態を意味するらしい
集うということを通して自分のスケールで
視野の広さを極めていくのが
生命の目的とする目指すべき成長の方向なのだろう
 

未完でもあり完結でもある 170522

未完でもあり完結でもある 170522
 
人生のどこで切ろうがどこで死のうと
例え大往生したとしても
その人生は未完だとも言えるし
完結したものだともとれる
 
そもそも無限とも言える果てしないこの世において
すべてに終わりなどなく
常にその先があり
又一瞬一瞬が別のものであって完成されているのである
 
点と点は続きだとも言えるし
それぞれが一つのものだと感じることもできる
あなたと私は相似形でもあるけれど
どちらも二つと無い個性を持った別物だとも言える
見方次第なのである
 

原発ゼロ社会へ! 広瀬隆 集英社

原発ゼロ社会へ! 広瀬隆 集英社

新エネルギー論

 

電気は買う時代から自分でつくる時代へ

ニホンの電力は十分に足りている

停電とか摂でと言う脅し文句

311位後に広まった自家発電

フグリッド=独立電源装置

天然ガス発電の魅力=ガスコンバインドサイクル

原発の政治的矛盾と危険・リニア新幹線

発送電分離による電力自由化と政府と繋がった独占企業

コジェネ=電気と熱源の分離システムで高効率

燃料電池=水素発電など=戸別発電可能

無尽蔵にある天然ガス・石油・石炭

生物を原料としている化学燃料

埋蔵量の政治的嘘

ニホンの資源=メタンハイドレード

太陽エネルギの普及=風力・波力・潮力

自然エネルギーの欠点=バッテリー効果

気温とヒートアイランド

温暖化ではなく寒冷化対策の必要性

電気料金制度と税金の矛盾

底なしの原発コスト

 

独占企業の伏魔殿

原発と原爆と軍需産業と金融政治

直流発電

東の50と西60サイクルの統一

原発の即時廃炉

◎生涯学習の勉強会 170518

生涯学習の勉強会 170518
 
人生の日々は学びの場であり続ける
そのためにこそ自ら何かを選択して
切磋琢磨する家族や社会の集いがあり
前向きな切磋琢磨には信頼感と調和という
思いもしない相乗効果による飛躍が
生まれるものである
 
お互いに磨き合うためには
対等に自分の特徴を同じ土俵に持ち寄って
自由自在に吸収し合い凹みを埋めて
土台を丸く固めては更なる凸凹をつくり出し
成長と咀嚼を繰り返していく
 
これは一方通行の講義による教育によって
丸呑み込みの知識で終わらせずに
相互通行のゼミ形式による討論を重ねることが基本となる
誰かが叩き台を提案して
それを中心に話を深めては広げながら
参加者の全てが疑問を出し合い議論に参加することで
部分に執着することなく全体観を養いながら
各々が自分なりの方向性を見出していく
 
そこは一成る絶対の正解を求める場ではなく
プロセスとしての現状の答えと
目指すべき目的を見出すことに意義があり
終わりのないより良い幸福を紡ぎ出す
永遠の生命行為なのだと思う
 
物欲による勝ち負けの競争原理には
所有と言う一方通行の分離感による疑心暗鬼に
引きずり込む力があり
限りなく部分感に依存搾取することになって
お互いに対立することで比較と嫉妬による
負のスパイラルに落ち込むことを避けるため
意識的に競争ではなく切磋琢磨であることに
気を配り続ける必要があるだろう
 
こうした対等で自在な人間関係にこそ
《縁起》という幸福の原点があると思われる
 

◎秩序にも二面性 170514

◎秩序にも二面性 170514
 
他力による秩序か自力による秩序か
外力により一成る方向性を持たせることで
個の意識を密封したパニックをつくりだし
群集心理による秩序で群れを動かす
 
こうした依存による秩序は
頼りとする外圧が揺らぐことで不安を煽り
バラバラの利己心を浮き彫りにすることもできる
 
依存と対を成す自律を目指す自主的な
倫理観による秩序は
個々が選択した意思によって集うものであるから
あらゆる外圧による変化に対して
柔軟に対処することができる
 
強いられ与えられる力の支配による秩序はモロク
自らに課す自己責任を持ち寄る対等で自在な秩序は
お互いに相乗効果をもたらすが故にしなやかである
 
相対性のこの摩擦界では
何事にも二面性があることを理解しておかないと
答えを一つにした盲信に走り暴力にすがる
全体を見落とし信頼の関係を壊し
分裂して縄張りにこもって互いに競い争い
偶像を破壊し合う混沌に落ち込むことになる