14歳からの社会学 宮台真司 世界文化社
生きにくい今の社会で育つ子にとって
役立つ本ではあるが
あくまでも本質論ではなく
現象面における問題だと
認識して置くことが大事だと思う
大自然とは程遠く答えなどない
人工的な経済学と同じ部類の社会学
これを学問と呼ぶべきなのだろうか?
もっともらしいことが書いてあるが
確かに有効だし一理はある
しかし所詮真理とは別物で
その場をより上手にしのぐ為の
手練手管であり
砂上の楼閣のようでもある
別の言葉で言えば
相手を言いくるめるだけの
その場の屁理屈でしかない
この本を読んだ結果思うのは
こんなもんなんだと
社会のせいにして
諦めるためなのか?
納得するためなのか?
社会学から何を学び
どう生きろと言うのか?