ゼロという飽和点  220215

ゼロという飽和点  220215
 
とどまることのできないゼロ点
それは永遠にたどり着けない
無限点でもある
 
広角レンズになる程
視野は広がるが鮮度が落ち
全体観を得るが部分をとらえられない
 
望遠レンズになる程
制度が上がるが視野は狭まり
部分を鮮明にするが他と切り離れる
 
ズームレンズの幅が広がる程
多様な選択を可能にするが
暗くなって粒子が荒れる
 
無限を手にした神の目になった瞬間
全ての視点と焦点の全体と部分を
瞬時にそして常に
捉えることが可能なのだろう