2017-08-11 ■ 自尊心 170810 自分自身と対話のできる状態が 現実を活きていることの証かもしれない 自分に恥じる勇気を捨ててしまうまでは 嘘をつかずに暮らせるということだ 人間はあらゆる生命体の中で全体観から 分離した知恵を創作する知識の量を 飛躍させて以来物質界を支配し占拠してきた その反作用に無意識ながらも怯え その不安恐怖に追い立てられて 有史以来嘘に嘘を積み重ねてきた 人生の旅を登りつめても 過去に執着する欲だけが残り 達観できないまま命の分水嶺を越え 下り坂に入る時なにを選択するかによって 自尊心を解放できるかできないかの瀬戸際で 長い眠りに入る死に方が決まる