◎愛と情と意識 170621
◎愛と情と意識 170621
時空間で出合った相手を無意識においたまま
使い捨てにするのか
何らかの咀嚼をして意識に上げるのか
情の強さは部分性をも強くして
損得の有り様でつながりの強度が変わり
崇めて依存したり見下して搾取する
どちらにしても
欲の切れ目が縁の切れ目となる
それに引き換え
無私の愛や慈悲には強弱も損得もなく
分離感を持った相手もなく
全体観を共有する部分同士にのみ生まれる
客観的で自由自在な対等観がある
意識は次元の違う愛と情の間にあるクレパスを
橋渡しする媒体である
愛は零次元の一成る混沌であり慈悲であり
全体観であり無限における空であり
情は三次元の姿形を持った相対的な部分感であり
摩擦界における重力場である