なぜ、脳は神を創ったか? 苫米地英人 フォレスト出版

なぜ、脳は神を創ったか? 苫米地英人 フォレスト出版

権力によって隠された過去の事実を知ることで
迷わず今現在の自分らしい選択を間違いなくするための知恵と知識満載

なぜ人は宗教や信仰を求めてしまうのか?
なぜ幸せを求める信仰心が人殺しにつながるのか?
なぜオリジナルな仏教にはない「浄土』がうまれたのか?

これらを脳科学・認知科学分析哲学の視点から解明し
宗教に頼らなくても良い幸福な生き方を示している
 
 中でも108ページからが面白い
宗教側の人間はあの世のことでイッパイだから浮世の大それた悪事に関心などなく
宗教者の振りをしたビジネスマンや政治家が例外で
世俗に執着する権力志向者にのみとてつもない極悪人がいるという

1991年に神は正式に死んだという
物理学における不確定性原理と数学における不完全性定理について
運動の方向と速度がプランク定数よりも大きいという不等式を
具体的で分かりやすい上に詳しく説明しています
つまり時間にも空間にもゼロが無く不連続だということです
掛け算でゼロのなる事実はないということです
全ては現象を成り立たせている物理の関係であり
この関係性が《空》だという概念である
ひも理論の紐が振動していれば《有》であり素粒子と呼び
振動していない時は《無》であり真空と呼ぶ
確率100%の現象はなく量子の状態は確率であり運命論で語れない