真球は調和で生まれる 200217
真球は調和で生まれる
200217
無限というトータルは調和の中で浮かび上がり
そこに歪みという有限性が現れるならば
その分作用と反作用の関係によって全てに影響し
同時にどこかで修正されている
部分である形を持った個々が自立感を持つことで
あらゆる場面においてお互いを開放し合い
無条件の信頼の中で諸手を広げた調和を生み出す
個々の個性が持つ凸凹な役割も
俯瞰した広い視野によって
お互いに喜びを持って補い合い
無色透明の空なる真球を目指すことができる
自分という主観丸ごと客観視できれば
人生という冒険にワクワクしながら乗り出せるだろう
個は無限の部分であると同時に
無限の可能性を持った全体として成り立ってもいるのだ
集中と夢中 200214
集中と夢中 200214
客観的に向き合う状態を集中と言い
主観的にのめり込んだ姿を夢中と言うらしい
喜びで満ちているならば
全体と繋がっている本音に素直であり
心が揺れていれば脇見して視野を狭め
本心を見失っているし
周りが見えていなければ騙されているわけだ
心配だったり怖かったりするなら
今現在の自分の立ち位置から遊離して
肉を咥えたイソップの犬のように
無駄に欲をかき浮ついているわけだ
悟りは究極的な損得観 200205
悟りは究極的な損得観 200205
利己的な強欲が作用と反作用の関係だと
トータルで理解できれば
結果が自分に跳ね返ることを知り
誰にとっても損の上塗りでしかないことが明白になる
問題はモノにこだわるほど
全てが不安であると同時に
メクラ蛇に怖じずと言う落とし穴にハマり
物欲に向かう力で暴走してしまうことだ
悟とは時空間が有限的な物質や情や念と
無限的な意識や愛や美の相対関係であることに気づき
有限的な摩擦を体験することで抽象的な空の概念を
具象的に確認する作業なのだろう