改造卵 181226
権力は美の対極 181225
正義感 181224
正義感 181224
裏政界と裏科学 高嶋康豪 藤原直哉 ヒカルランド
裏政界と裏科学 高嶋康豪 藤原直哉 ヒカルランド
造り酒屋に生まれ
実にユニークな人生を渡り歩いた高嶋さんに
喋らせる為に企画された本なのだろう
体験による裏政界の話は
ある側面の事実なのだろうから面白いし
抽象的な考え方には共感するが
天皇論とか明治維新とか果ては宮沢賢治のパクリでしか無い昴などの
現象面を捉える視点は私と真逆だから納得できない
しかし裏科学の方は正に同じ視点に立つ話で面白くてしょうがない
ただ私と違うのは一成る存在を
ニホンという人間社会が悟り
成し遂げるという高嶋さんの思いに対して
あくまでも一成る真球を永遠に目指して成長して行くのが
姿形を持った私達の限界であり
またこの世の使命だと言うことだ
この本の到るところに素敵な真理が転がっているけれども
8章・生命は宇宙から生まれ生物は地球から生まれる
9章・四次元世界を超えて人類の大転換期を乗り切れ
この最後の二章を読めばおおよその内容をつかめるだろう
宗教で表現されてきた完璧な一成存在を
科学で証明できる時代になっていることを告げている
中でも高嶋さんの専門である微生物の話が面白いし
放射能を還元世界のこと世からあの世に送り届けるくだりは
福島原発事件を抱えるニホンにとって絶妙なタイミングかも知れない
相対性理論はビッグバンのあと光が生まれてからの状態を説明している
リンゴが落ちるという引力で説明したニュートン物理学と基本は同じスタンスで
ビッグバンというこの世の摩擦界と相対するブラックホールとか零なる無限やあの世とかを無視した片肺飛行ということだ
期間=時間軸と距離=空間軸と質量=物質軸を持つ有限界と持たない無限界の両方を理解した和光なる空=真理=愛=美の環境を科学的に解明しようとするのがこれからの千年だそうだ
ダークマターとダークエナジーと反重力について説明しブラックホールで零に向かい
ビッグリップで螺旋状に無限に向かう
つまり零という無限は無でも有でもない状態を意味するのだろう
そこではエントロピーが増大しながら消えていくパラドックスを体験することになる
元素の世界が5%で
ダークマター=暗黒物質界が27%で
ダークエナジー=暗黒エネルギー界が68%で宇宙は構成されているのだという
ガイアの法則2 千賀一生 ヒカルランド
ガイアの法則2 千賀一生 ヒカルランド
この本を多くの点で理解できるし共鳴もできるが
シュメール最高神官なる者の言う通り
彼らは未完成だったがゆえに滅び
極度な男性原理に至らせたと言い
ニホン極東列島が次の時代を担う135度に当たり
日本人には女性原理の資質が他のどの民族よりも
潜在的に維持されているので完成させるべきだとも言う
方やで宇宙バイオリズムに沿う無限の流れと言う矛盾を
説明していない
神官に仕える献身的な多くの巫女を侍らかすことを
愛だと正当化しており
現状の一夫一婦制度を批判しているが
この法制度は兎も角として彼らの巫女制度も
シュメールと同じ血を引くと言う天皇制度も
認めがたい
女性性というよりも母性性と父性性を
語るべきではないだろうか
世界一キライなあなたに DVD
世界一キライなあなたに DVD
賢者の贈り物に見る行き違いとか
無限の愛が具象的な形となるときには
とかく愚かな現象となる
本音の母性性や父性性が
社会性に歪められて
男らしさとか深情けとか
所有欲故の嫉妬とか邪推とか
思うが故の誤解とか嘘とかで
愛を捨てたり諦めたりして
無駄に失ってしまう
素直でいることで視界が開けたり
嘘がバレたりして
本音の出合いを紡ぎ出すことができる
永遠の美は悲しみでなく
喜びにこそあるものだ
ガイアの法則1 千賀一生 ヒカルランド
ガイアの法則1 千賀一生 ヒカルランド
シュメールに始まり
縄文にまつわるムーやアトランティスなど
超古代まで遡る検証や
宇宙規模の意識体験による視野を表し
地球規模に携わる極東列島の
未来を模索しようとするお話なのだけれど
実に興味深い真理追求の話でもある
有史以来相対性を崩して男性性に溺れた西洋文明を卒業して
母性性を取り戻した自律を目指す共生関係へと羽ばたく
次元転換を迎えた太陽系地球生命体の手のひらで
個々の人間がどんな冒険を繰り広げられるのか愉しみである
良いこと尽くめのなかで注文をつけるならば
明石という予言もどきの先取りをほのめかし
物浴をそそるような下りもあるこの本は
何を企んでいるのだろうかと思わせるし
テニヲハが気になる文体を何とかしてほしいとも思う